世界中で大人気のゲーム、マインクラフト(マイクラ)。ブロックを積み重ねて自由な世界を作れるのが魅力だけど、
友達との会話で「マイクラってメタバースっぽいよね」って話になったりしない?でも、実際「マイクラってメタバースなの?」って聞かれると、うまく答えられない…
はい!まさにそうです!メタバースっぽいとは思うんですけど、断言はできなくて…。
そうだよね!マイクラとメタバース、似ている部分もあれば、違う部分もあるから、混乱しちゃうのも無理ないよね。この記事では、そんなマイクラとメタバースの関係について、アクアちゃんがわかりやすく解説していくよ!
マイクラは本当にメタバースゲームと言えるのか?を紹介していきます。
メタバースとは??
「メタバース」とは、「超越」を意味する「メタ(Meta)」と「宇宙」を意味する「ユニバース(Universe)」を組み合わせた造語です。簡単に言うと、インターネット上に構築された、もう一つの世界、仮想空間のことを指します。
もう一つの世界…ですか?なんだかイメージしづらそう
大丈夫だよ、にゃーちゃん!難しく考えないで!例えば、オンラインゲームで自分のキャラクターを操作して、他のプレイヤーと遊んだりするよね?あれが、もっと進化したもの、もっと自由になったもの、って考えるとわかりやすいかな。
メタバースでは、ユーザーは「アバター」と呼ばれる自分の分身を使って、その仮想空間内で様々な活動を行います。
他のユーザーとコミュニケーションを取ったり、イベントに参加したり、ショッピングを楽しんだり、現実世界と変わらない、あるいはそれ以上の体験をすることができるのです。
アバター…!自分の分身で、ネットの世界を動き回れるんですね!
そう!まさにその通り!メタバースは、単なるゲーム空間ではなく、より社会的な活動や経済活動が行われる場になりつつあるんだ。例えば、企業がメタバース内にバーチャルオフィスを設けたり、教育機関がメタバースで授業を行ったり、アーティストがメタバースでライブを開催したりする事例も増えてきているんだよ。
えー!そんなことまでできるんですね!
メタバースとマイクラの関係性
「マイクラってメタバースのゲーム?」という疑問に対して、先ほどは「メタバース的な要素を多く持つゲーム」と説明しましたが、もう少し掘り下げて、メタバースとマイクラの関係性を詳しく見ていきましょう。
アクアちゃん、メタバースとマイクラって、具体的にどんなところが似ているんですか?
いい質問だね、にゃーちゃん!メタバースとマイクラは、いくつかの共通点を持っているんだ。でも、根本的な部分で違いもあるんだよ。一つずつ見ていこう!
メタバースは社会、マイクラはゲーム
メタバースとマイクラの最も大きな違いは、その目的と規模にあります。
メタバースは、インターネット上に構築された、もう一つの社会、あるいは複数の社会の集合体と言えます。
そこでは、人々がアバターを通して交流し、経済活動を行い、様々な文化やコミュニティが形成されます。
一方、マイクラはあくまでゲーム、もちろん、マルチプレイを通じて他のプレイヤーと交流したり、コミュニティを形成したりすることはできますが、その目的はあくまでゲームを楽しむことにあります。
社会とゲーム…全然違いますね!
どちらもクリエィティブ性が強い
メタバースとマイクラの共通点として、どちらも非常にクリエイティブ性が強いという点が挙げられます。
マイクラでは、ブロックを使って自由に世界を創造することができます。
家や建物はもちろん、複雑な装置やアート作品まで、プレイヤーの想像力次第で何でも作ることができます。
マイクラで巨大な建造物を作っている動画とか、たまに見るけど本当にすごいですよね!
そうだね!メタバースでも、ユーザーがコンテンツを作成したり、アバターをカスタマイズしたり、バーチャル空間をデザインしたりするなど、クリエイティブな活動が盛んに行われているよ~
メタバースは、ユーザー自身が作り上げていく世界と言えるでしょう。
このクリエイティブ性の高さは、メタバースとマイクラの大きな魅力の一つです。
ユーザーは、自分の想像力を形にし、他のユーザーと共有することで、新しい体験や価値を生み出すことができるのです。
自治体も使われるぐらい現在注目中
メタバースは、近年、企業だけでなく、自治体などからも注目を集めています。
例えば、地方創生や観光PRのために、メタバース内にバーチャルな街並みを再現したり、イベントを開催したりする事例が増えてきています。
これは、メタバースが単なるエンターテイメントの場ではなく、社会的な課題を解決するためのツールとしても活用できる可能性を示しています。
自治体もメタバースを使っているんですね!なんだかすごい!
そうなんだ。マイクラも、教育分野で活用される事例が増えてきているんだよ。
例えば、歴史の授業で、古代の建造物をマイクラで再現したり、プログラミングの学習教材として活用したりするなど、様々な試みが行われています。
このように、メタバースとマイクラは、それぞれ異なる目的を持っていますが、社会的な可能性や教育的な可能性など、共通する部分も持っているのです。
Z世代以降に人気
メタバースとマイクラは、特にZ世代以降の若い世代に人気があります。
これは、彼らが幼い頃からインターネットやデジタルデバイスに慣れ親しんでおり、仮想空間でのコミュニケーションや活動に抵抗がないことが理由の一つとして考えられます。
私の周りでも、マイクラをやっている子、たくさんいます!
そうだよね!Z世代以降は、メタバースをより自然に受け入れている世代と言えるでしょう。彼らは、メタバースを単なるゲームやエンターテイメントの場としてだけでなく、コミュニケーションツールや自己表現の場、さらにはビジネスチャンスの場としても捉えているのよ!
メタバースとマイクラは、それぞれ異なる目的と規模を持っていますが、クリエイティブ性、社会的な可能性、Z世代以降への人気といった共通点を持っています。
マイクラは、メタバースへの入り口、あるいはメタバースの可能性を示す良い例と言えるでしょう。
マイクラを通して、多くの人々がオンラインでのコミュニケーションや仮想空間での活動に触れ、メタバースへの理解を深めてきたと言えるのです。
わかりました!アクアちゃん、ありがとうございます!
どういたしまして、にゃーちゃん!これからもメタバースについて、色々なことを教えていくね!
まとめ
この記事では、「マイクラってメタバースのゲーム?」という疑問について、メタバースの定義や特徴と照らし合わせながら解説してきました。改めて、重要なポイントをまとめてみましょう。
マイクラは、ブロックを使って自由に世界を創造できるサンドボックス型のゲームです。
マルチプレイを通じて他のプレイヤーと交流したり、協力して建築したり、冒険に出かけたりすることができます。これらの要素は、メタバースの特徴である「社会的交流」や「ある程度の没入感」と共通しています。
アクアちゃん、つまりマイクラはメタバースの一部、というわけではないんですね?
正確には、マイクラは「メタバース的な要素を多く持つゲーム」と言えるんだ。
メタバースの定義とされる「永続性」「相互運用性」「経済性」「社会的交流」「没入感」のうち、いくつかの要素を備えているけれど、全てを満たしているわけではないんだ。
特に、「相互運用性」や「本格的な経済性」といった点では、他のメタバースプラットフォームに比べると弱いと言えます。
マイクラ内で手に入れたアイテムを他のゲームに持ち出すことは基本的にできませんし、公式に仮想通貨を用いた取引システムは存在しません(MODや外部サービスを利用した場合は除く)。
しかし、マイクラは、多くの人々がオンラインでのコミュニケーションや仮想空間での活動に触れるきっかけを与え、メタバースへの理解を深める上で大きな役割を果たしてきたと言えるでしょう。
自由な世界構築や他のプレイヤーとの交流といった要素は、まさにメタバースの根幹をなす要素です。
確かに、マイクラを通して、ネットで他の人と遊ぶ楽しさを知った人も多いですよね!
その通り!マイクラは、メタバースへの入り口、あるいはメタバースの可能性を示す良い例と言えるかもしれませんね。今後の技術革新によって、マイクラのようなゲームが、より本格的なメタバースへと進化していく可能性も十分にあります。
メタバースは現状急上昇中の発展途上の分野です。
今後、どのような進化を遂げるのか、マイクラのようなゲームがどのように関わっていくのか、注目していきたいですね。
そしてここで宣伝で、プレイブログの子サイトとして「メタバース」の特化ブログをやっているのでそちらもどうぞ~!