こんにちは、管理人のTITANです。
最近はPCパーツの価格高騰があり、最新のRTX 50シリーズを搭載したゲーミングPCをポンと一括で買うのは勇気がいりますよね。
そんな中、家電レンタル大手の「Rentio(レンティオ)」がゲーミングPCのラインナップをかなり強化しているのをご存知でしょうか?
「ぶっちゃけ、レンタルってコスパ悪くない?」
「自分のものになるまでどれくらいかかるの?」
という疑問視する方も多いかもしれません。
今回は、そんな疑問を解消すべく、2025年12月現在のレンティオ調べてきました。

レンティオでゲーミングPCを借りるのはおすすめか?

個人的な見解としては、「買う手段(まとまった資金)が今すぐ用意できない」、あるいは「最新のRTX 5090のような高級クラスを実際に自分の環境で試してみたい」という目的であれば、レンティオは非常におすすめできます。
一方で、「とにかく安く、コスパよくPCを手に入れたい」という方は、やはりマウスコンピューター(Mouse)やフロンティア(Frontier)などのBTOメーカーでセールを狙い、一括で購入したほうがトータルの支払額は抑えられます。
レンティオの良さは、なんといっても「審査の速さと返却の柔軟性」、そして「壊れた時の保証(過失でも上限あり)」にあります。
高額な精密機器を月額制で、万が一のリスクを抑えながら使えるのは、個人ブロガーやストリーマーの卵にとっても心強い味方ですね。
アクアもちろんだけど勝手に部品交換したり、壊したりしてはあかんぞ
2025年12月現在の各種ラインナップ
レンティオは現在、ゲーミングPCを主力商品の一つとして据えており
デスクトップPCとノートPCも両方用意しており、在庫も種類も豊富です。
デスクトップとノートPCの比率
調査時点でのラインナップは以下の通りでした。
| カテゴリ | デスクトップ | ノートPC |
| ゲーミング | 約79件 | 約76件 |
| クリエイティブ | 約8件 | 約8件 |
デスクトップはほぼ「ゲーミング」に特化しており、ノートPCも半数以上がゲーミングモデルです。



ちなみに、クリエイティブモデルと謳われていなくても、GPUにGeForceやRadeonが載っていれば、ゲームでも同等のパフォーマンスを発揮できますよ。
採用メーカーの傾向
レンティオが取り扱っているPCは、信頼性の高い国内BTOメーカーが中心です。


デスクトップではマウスコンピューターが圧倒的1位。
次いでFrontier、ブルックテックPC、DELL、ASUS、Lenovo、MSIなどが使われていました。
ノートPCでもこちらもマウスコンピューターが最多。続いてMSI、Frontier、DELL、Razer、ASUS、One-Netbookなどが並びます。
全体的に3〜4割がマウスコンピューター製品なので、「G-Tuneが欲しかったけど納期が……」という時の選択肢としても優秀です。



マウスは積極的に採用している一方で、ドスパラやパソコン工房などの大手は使われてない模様。
内部スペックを深掘り!GPU・CPU・メモリ事情
ここからは、ゲーム体験を左右する中身のパーツについて見ていきましょう。
GPU(グラフィックボード)
ゲームにおいて最も重要なGPUはどれをつかっているか。
デスクトップPC


ラインナップのボリュームゾーンは、RTX 5060 Ti / RTX 4060 / RTX 4070 Super / RTX 5070 / RTX 5070 Ti あたりが多め。
デスクトップは需要が多いからなのか最新の50シリーズがしっかり入ってきているのは嬉しいポイントですね。
中にはRTX 3060などの旧世代もありますが、流石にGTX10やRTX 20シリーズは置いてないみたいです。
最高峰のRTX 5090搭載モデルも少数ですが存在するので、富豪的スペックを試したい方は要チェックです。
ノートPC


ノートはRTX 4060 Laptopが圧倒的に多く(14件以上)、次いでRTX 3070 TiやRTX 3060、RTX 4070やRTX 4050といった構成。
意外にもノートのRTX 50シリーズ採用はまだ少なく、一番需要が多いRTX 5060でもさえ数件ある程度です。



あらら!?随分と少ないわね…どうしてなの?



これは多分だけどRTX 50シリーズの特有がノートPCと相性が悪いからだと思うね。ノートPCはデスクトップと違い、そこまで高性能さは求めない代わりに省エネと持ちやすさが求められるからね。
実際に4060でも十分すぎるだからそれ以上ならデスクトップを想定しているんでしょうね。
CPU


CPUでは 圧倒的に第13世代・第14世代のCore i7/i5がメインで使われており、最新のCore Ultraはまだ少数派でした。
一方でRyzen搭載機も一定数ありますが、やはり「Intel」というイメージがあるのか、Intel製が圧倒的に多い印象です。
メモリ・ストレージ
最後は意外と重要なメモリとストレージです。
購入と違ってレンタルは基本的にメモリやストレージを勝手に増設してはいけないのでこの判断は非常に重要です



ストレージは外部であればUSBで繋げて増やせるが、メモリの場合はどうすることもできないので行う前に判断が必要。


まずはメモリで画像の通り多くが32GB以上が使われており、ついでエントリー向け中心に16GBがある程度で、8GBモデルは実用的でないためか排除されています。
いちおう64GBもありますが流石にゲームで使うには過剰だからか少数でした。
ノートPCでも同様に16GBと32GBがほとんど占めていました。


一方で SSDは多くがデスクトップとノートも1TBモデルが標準搭載していました。
RTX 5070 TiやRTX 5090のようなハイエンド機を中心に2TBも搭載されていますが、一部のエントリーやノートPCのそれなりの数に512GBのSSDもあるそうです。
最近のゲームは1タイトルで100GB超えも珍しくないので、ひとまず1TBあれば安心です。
レンティオで借りる際の「3つの注意点」
さて、ここからは実際に借りる前に知っておくべき、少し「現実的」なお話です。
1. マイナンバーカードによる本人確認が必須
ゲーミングPCは15万〜50万円以上する高額商品です。
そのため、レンティオで借りるにはマイナンバーカードによる公的個人認証が必須となっています。
あらかじめ準備しておかないと、いざという時に詰むことになります。
2. PCの選ぶ基準はGPUで選ぼう
今回ゲーミングPCをレンタルにするが一番のポイント!
まずデスクトップでほしいものを選ぶときは基本的に「GPU」を基準に選べばOKです。



え?それだけで決めていいの?
CPUやメモリとか絞らなくていいの?



それは知っていればやってもいいけど
基本的にそれ以外の部品はGPUの性能に応じて上がっているんだよね。極端に性能バランスが悪いものがない
具体的にGPUを選ぶに当たってまず気をつけておきたいのはRTXの4桁の数字のうち1000桁部分。



具体的に「RTX 4060」「RTX 5080」
この赤い文字の部分ね
この数字の部分はGPUの世代を意味しますが、今回選ぶにあたり
省エネ性もしくはそこそこの性能で十分な方は「RTX 4000」を、VRAM大容量や性能重視では「RTX 5000」を中心に選んでおけばいいです。


旧世代のRTX 30シリーズもラインナップにありますが、この世代のモデルは正直おすすめしない。



RTX 30はだめなのだろうか



これには理由は4つあって
まず、RTX 30シリーズとRTX 40シリーズでは性能差がかなり大きくあり、 例えばRTX 3070とRTX 4070 Superでは、性能で約40%もの差があります。
ちなみにRTX 4070 Superの性能は実際にRTX 3090ぐらいと同じぐらいの性能があります。
他にもVRAM容量も大きな差があり、とくに下2桁の70番台と80番台モデルはVRAM容量が1.5~2倍も違います。
また消費電力効率が段違いで、RTX 3070もRTX 4070 Superは性能差はかなりあるが、最大TDPが220wと同じです。
加えるとRTX 4060とRTX 3060はRTX 4060のほうが15%ぐらい性能が高いが、RTX 3060は170wに対し、RTX 4060は115wぐらいしか消費しません。



TDPはちょっと意味が違うけど、でも実際に最大消費電力と思っていていいよ。
他にもNVIDIAの技術にも差があり、DLSSのFGやSmooth Motionの対応有無があり、RTX 30シリーズは非対応。
この差が意外にも実用面でも大きいです
そして最後はRTX 30シリーズが最初にラインナップしてからすでに5年経過をしており、今となれば古めに分類するGPUです。
つい最近GTX 10がドライバー更新が終わったんですが、その年数は約9年でした。
すでにRTX30からRTX 50へ買い替えをしているひとも割と多く、経年から考えるとあまり長く使えないです。
ということから、以上のようにRTX 30シリーズはおすすめはしません。



でもなんでRTX 40とかはOKなのかな?
これはRTX 40とRTX 50シリーズはプロセスルールが同じ世代なものを使用しているからです。
実際にRTX 40から50の進化はかなり小さく、性能の底上げした分はほとんどVRAMの新世代化と消費電力増加、そしてDLSSというMFGで性能増加で補っているのです。
肝心の素の性能はRTX 5090を除けばほとんどのモデルはVRAMの新モデルになった以外はわずかにしか性能が伸びていません。



さらに言えば一番下のRTX 4060でも普通に高画質でゲームができるんだよね。
ということから先程の省エネ性もしくはそこそこの性能で十分な方は「RTX 4000」を、VRAM大容量や性能重視では「RTX 5000」をおすすめだよということ



でもここまでこんな長文書いてて…肝心のどれが選べば良いのかわからないんじゃない?
PCでなにをするかによって目的が変わるので一概に言えないのですが、とりあえず以下の目的があるならこれらのモデルを選んでおけば間違いないです。
- ライトユーザー(省エネ重視)→RTX 4060もしくは RTX 5060
- ミドルユーザー(配信したい方推奨)→RTX 4070 SuperもしくはRTX 5070
- ヘビーゲーマー(クリエィティブや4K想定)→RTX 5070 TiかRTX 5080



これでデスクトップ選びは以上。
一方でノートPCであれば、RTX 4060 Laptopさえ選んでおけばOKです
この性能でも『原神』や『マイクラ(影MOD)』程度ならサクサク動きます。
基本的にこれ以上の性能が欲しい場合はデスクトップをおすすめします。
3. 「もらえる」までの期間が長い(3年間)
レンティオの通常家電は1年(12ヶ月)継続で自分のものになることが多いですが、ゲーミングPCは「36ヶ月(3年)」の設定がほとんどです。
月額1万〜2.5万円を3年払い続けると、最終的な支払額はBTOで買うより高くなります。
なので「最初から3年使うつもり」なら、BTOメーカーのローン36回払い無金利キャンペーンや一括で買うなどを探したほうが確実にお得になります。



とはいえ、ローンはローンでデメリットがあって、基本的に返却できないので、使わなくなったとき支払いをやめることはできないので、安易にやすさ・コスパだけで選んではいけない。
まとめ:レンティオは「期間限定のブースト」に最適
レンティオでのゲーミングPCレンタルは、以下のような方には最高の選択肢です。
- 長期出張や大会前など、数ヶ月だけ高性能機が必要。
- 最新GPU(RTX 50シリーズ)の性能を自室で納得いくまでテストしたい。
- まとまった現金はないが、審査の通りやすい方法ですぐに遊びたい。
逆に、「ずっと使い続ける愛機」という感じで探しているなら、直販サイトへ行きましょう。











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