おーい!子供用のマイクラの本かったぞー!
おうおう!どれどれ・・・ってこの本思いっきり公式違反やないかー!
え?マジで!?やべっ・・・!
まあまあこれは消費者のあんたが悪いわけじゃないから仕方ない。
でも、知らずに放置してやらかしてしまうと大変になってしまうから、今回は商用利用についてルールをしっかり勉強しような!
今となれば、Minecraftこそは世界一売れたゲームとして君臨していて、いろんな世界各地の方々からコンテンツが発売をしています。
しかし、意外な盲点で公式の規約違反となるケースが後が経ちません。
今のところはそういったトラブルはあまり耳にしませんが、万が一のために告訴リスクを備えるために利用規約の学習は商用利用をしていく限り絶対に理解までしておきたいです。
これはコンプライアンスに触れる案件だし、著作権や商標権などに関わる重大な問題になり得るのだよ
そこで今回の記事はMinecraftの商用利用について具体的にわかりやすく解説をしていきます。
なお、この情報は2023年11月30日現在なものなので、突如規約変更される可能性がありますので、詳しくは公式にてご覧ください。
まず前提として、Minecraftは商用利用は完全に禁止してない。
まず、結論か言えばMinecraftは利益を得て販売すること自体は許可されています。
つまりは一応条件に限れば商用利用は認められるということ。
Minecraftでの商用利用の前提ではこのように記載されています。
当社は、商用利用のために当社の名前、ブランド、アセットが使用されることを好ましく思っていません。当社は、コミュニティで創作物をシェアするという考え方を尊重しており、時には、お客様が他者に料金を請求しようとする場合があることを理解していますが、Minecraft の認められる商用利用とみなされる行為について、いくつかの制限を定めています。
本ガイドラインでは、商用利用とは、(支払いを受けるか、無償で提供するかを問わず) お客様が使用し、他者と共有する当社の名前、ブランドまたはアセットを使用することをいいます。お客様が創作した動画およびストリーム、作成した商品、さらにはホストするサーバーを介して行われることもあります。この定義は、今後変更される可能性がありますが、現時点では、お客様ができることとできないことを理解していただき、お客様と他のファンの活動の活性化 (許容範囲を超える場合は制御) に役立てられることを願っています。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン 商用利用より~
なので、本来であればMinecraftという名前を使ってビジネスをやるのはあんまりなぁ・・・という感じで、でも今どきゲーム内でクリエイターがコンテンツ制作で利益をするのは当たり前ということは認識していていて、クリエイターの言葉に応じ、一応OKとなっています。
けど、どうしても譲れない部分があるのでそこは守ってもらって、私はファンの応援をするよという感じに記載されています。
ただし、悪意がある場合は容赦なく制裁をするのでという感じ。
実際のところは利用規約の別枠として商用利用ガイドラインという項目に商用利用に関してに特化した記述があり、この内容は基本的に一般的に見ればかなりわかりやすく書かれています。
とはいえ引用を見てもらうと分かる通り、よくある二次創作のガイドラインのようなほどざっくりしたものじゃなく正式な書式で書かれているコーポレートサイトみたいにとにかく文字が多めなのでわかりにくい人もいるでしょう。
なのでここから、各個別に商用利用についての文章を確認しながら細かく解説していきます。
商用利用ガイドラインの実例
商用利用その1:サーバー
エックスサーバーなどをはじめとして、VPSのページにいくとこんな感じででっかでっかとマイクラをするなら○○というものとか出ますよね。
基本的にサーバー用として発売することは禁止をしてないようです。
その証拠としてはこのように記載されているため。
サーバーをホスティングすることで、弊社はコミュニティが Minecraft 用のサーバーを作成、ホスティング、メンテナンスすることでお金を稼げるようにしたいと考えています。それには、当該ガイドラインに従っていただくことになります。「サーバー」とは、単一の接続アドレスまたは IP 番号を指します。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン サーバーとホスティングより~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
要するにサーバーは自分たちでやることによって負担が大きくなって人気が下がってしまうというのを防ぐ対策として、サーバーに関してのレンタル販売等でもOKということ。
実際に禁止していたらマルチプレイが全くできなく自由度の低いゲームになってしまうので、サーバー面とかは基本的にマイクラだけといったものじゃなければ全く問題ありません。
ただし、かならずこういったものを守る必要があります。
以下の方法で、お客様のサーバーへのアクセスに対し料金を請求することで収益を得ることができます。
- 以下を条件として、サーバーへのアクセスに料金を請求すること。
- サーバーへのアクセスに対し、均一料金を請求する。
- サーバーへのアクセスに対する料金を支払った者が、お客様がサーバー上で有効化することを選択したすべての MOD へのアクセス権を有する (ただし、MOD およびその他の管理ツールがサーバー管理者用に保留されている場合を除く)。
- サーバーへのアクセスに対する料金の請求期間中、サーバーを所有または制御し、これを継続する。
- 寄付者にその本人のみが使用できるものを対価として提供しない場合に限り、寄付を求めること。ただし、寄付の目標を達成した場合、サーバーの全プレイヤーに対し報酬を提供することができます。
- 他のプレイヤーのエクスペリエンスに悪影響を及ぼさないこと、およびゲーム内で競争上の優位性を付与しないことを条件として、ゲームプレイに影響を与える資格を販売すること。
- マントまたは Minecraft プレイヤー マントの特徴のように視覚的に機能するものを除き、コスメティックを販売すること。
- 以下に該当するゲーム内ディスプレイ広告および動画広告を提供すること。
- ゲームプレイを害するものではなく、一部のプレイヤーに競争上の優位性を与えるものでもない。
- Minecraft で作成されたプロモーションのセクションに定めるガイドラインに従っている。
- ゲーム内仮想通貨を以下に該当する場合に限り販売および使用すること。
- 現実世界において価値がなく、現金化、使用、他のサーバーへの移転、または他の現実世界の通貨への換算ができない。
- ゲーム内通貨が Mojang から発行されているか、Mojang に関連しているという印象を与えない。
- Minecoins、その他の仮想通貨に類似しておらず、同様の名前が付けられていない。
サーバーをサポートするための資金拠出方法にかかわらず、以下の場合に限り上記を行うことができます。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン サーバーとホスティングより~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
- すべてのサーバー、資格および広告は、あらゆる年齢層の視聴者に適しており (ギャンブル、ポルノ、暴力、テロ行為、表現が露骨な歌詞、その他の安全でない/成人向けコンテンツを使用しないなど)、Minecraft のブランドを損なうものではない場合。
- お客様がすべてのエンド ユーザー データのプライバシーおよび保護要件に対する責任を負うことを明確にしている場合。
- Minecraft の一部であるダイアログまたはプロンプト (エンド ユーザー使用許諾契約書 (EULA)、警告メッセージ、エラー メッセージを含む) を非表示にしておらず、改変もしていない場合。
- 現実世界の通貨を提供したユーザーに、その通貨で行われた購入のオンライン支払および購入履歴を提供する場合。
- ユーザーが参加、登録、またはサインインする前に、お客様のサーバーに適用されるすべてのコンテンツおよび料金体系についてユーザーに情報を提供する場合。
- お客様のサーバーを通じてマルウェアまたはスパイウェアを投稿または配布したり、違法な活動に関与したりしない場合。
- お客様のサーバーを宣伝する (YouTube、Facebook Gaming、Instagram、Twitch などの) ソーシャル インフルエンサーを雇う際に、インフルエンサーに自身との関係を開示し、米国連邦取引委員会が公開しているガイドラインに従うよう要求する場合。
など、厳しく記述されていますが、この中で特におさえておかなければいけないのが以下の3つ
- 成人向けコンテンツや18禁は禁止
- 広告宣伝するのであれば別途「米国連邦取引委員会が公開している開示ガイドライン」に従う必要がある
- 支払い
- ゲーム内仮想通貨はポイントのように他では無価値化しなければいけない
この中で最初と最後の2つは特に企業は気をつけなければいけないのでご紹介します。
成人向けコンテンツは禁止
マイクラでは基本的に子供とかプレイするのを前提にしています。
その中でガイドラインの中に成人向けコンテンツを許可をしているかどうか厳重に管理をしていく必要があります。
VPSの多くは18禁自体が禁止されていることが多いのはこういった利用規約やガイドライン等に抵触しないようにするためでしょう。
一応VPSサーバーの全部が成人向けが絶対NGというわけじゃなく、マイクラの部分に関してだけは誰でもこれを絶対に除外してくださいねということです。
支払い
支払いの記述にはこういったガイドラインが記載されています。
現実世界の通貨を提供したユーザーに、その通貨で行われた購入のオンライン支払および購入履歴を提供する場合。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン サーバーとホスティングより~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
サーバーのビジネスをするに当たり、決済取り扱いをしているサイトでは必ず守る必要があります。
具体的に現実世界の通貨はどういったものなのかというと以下の通り。
- 米ドル
- 台湾ドル
- 日本円
- 中国元
などの国の銀行等が発行している銀行券などの現実に存在する通貨であればこの支払を認めています。
なのでこういったものは許可されてない模様。
- ビットコイン
- モナコイン
といったものは「現実世界の通貨」じゃなく「仮想通貨」なので認められないってことです。
また、購入履歴に関しても記載の義務があり、提供者は必ず利用者に対して購入履歴を見やすいように確認していく必要があります。
商用利用その2:ブログやファンサイト
ブログにおいては以下のような記述されています。
Minecraft ゲームに関する情報を提供するために独自の Web サイトを立ち上げて運営し、関連するフォーラムを運営することができます。
以下の場合に限り、当社の名前またはブランドのいずれかを含むドメイン名を登録して使用することができます。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン ドメイン名および WEB サイト~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
- お客様が登録するドメイン名が当社公式のものであるとみなされず、お客様が当社公式と思われるような形で当該ドメイン名を使用しない場合。
- お客様の Web サイトが、公正または合理的かつ適切な方法でのみ、(他の第三者のゲームではなく) Minecraft のゲーム、ブランドまたはアセットに関連付けられている場合。
- 第三者の広告が当社ブランドに悪影響を及ぼさない場合。
- サイバースクワッティング目的で、またはアフィリエイト サービスなどを通じて、主に収益をあげることを目的として、ドメイン名を登録しない場合。
当サイトでもこれらのガイドラインに従い
マイクラをはじめとしたゲームそのものを楽しんだり、調べたり、あとは創造性やプログラミングといったものをもっと幅広いものから奥深さまで知ってもらいたいためにサーバーや書籍、PCなどの商品紹介だけじゃなくMOD紹介などしています。
余談としてお金目的で稼ぐのは実際のところメンタル的に本当にしんどいだけなので、禁止事項だけじゃなくメンタルそのものが無理なものなのでこういった考え方はあまりおすすめしないです。
ドメイン名やサイトの理念に関しては特に注意。
ドメインやサイトの理念に関して特に注意が必要です。
特にアフィリエイトを貼っているブログは絶対にこういったものを1度見通すことをおすすめしたいです。
まず、ドメインであるが、これは会社の名前もしくはブランド名が含んでいるかどうか適切なドメイン名で登録して使用することを条件にOKとされています。
以下の場合に限り、当社の名前またはブランドのいずれかを含むドメイン名を登録して使用することができます。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン ドメイン名とウェブサイト~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
- お客様が登録するドメイン名が当社公式のものであるとみなされず、お客様が当社公式と思われるような形で当該ドメイン名を使用しない場合。
- お客様の Web サイトが、公正または合理的かつ適切な方法でのみ、(他の第三者のゲームではなく) Minecraft のゲーム、ブランドまたはアセットに関連付けられている場合。
実際に当サイトでもサブドメインを使うことによりこの条件に飲み込んで対処することにしたよ
売る商品の紹介にも要注意
Minecraftではアフィリエイト広告を使って収益をすることが認められていますが、売る商品の書き方や考え方、記事構成の割合によって規約違反に抵触する可能性があります
ただし、収入源がGoogle AdSenseのクリック成果報酬のアフィリエイトだけぐらいであればこの項目は飛ばしてOKです。
なので、ASPを絡む成果型アフィリエイトとAmazonといった物販系のアフィリエイトについては注意しておきたいです。
例えばこういったものだったら安全性が高いです。
- Minecraftのスカイウォーズと言ったPvPに勝ちやすいためにモニターを紹介する
- 影MODをより快適にプレイを目的としたゲーミングPCを紹介する
アフィリエイトの投稿比率も注意しよう
マイクラの専門サイトを運営する場合はアフィリエイトによる売る商品が比率が高くなっていないかも確認しておきたいです。
特に比率については書いていませんが、アフィリエイトをメインとした紹介サイトの場合は印象的に疑いがでてしまうので多くても30%程度にとどめておきたいです。
なぜかといえばこのようにに記載されているからです。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン ドメイン名および WEB サイト~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
- サイバースクワッティング目的で、またはアフィリエイト サービスなどを通じて、主に収益をあげることを目的として、ドメイン名を登録しない場合。
幸いにもマイクラは数え切れないほどの基本的な攻略法やMOD紹介なども多くて作りやすい他、アクセスもYMYLに該当しないことからかなり来やすいのでアドセンスメインでやるという手もあるでしょう。
商用利用その3:動画や配信
動画や配信などは基本的にプレイを楽しんだりすることやオリジナル作品(Youtube等などの全員に見れる条件等)に限りは基本的にはOKとされています。
YouTube、Twitch、その他 Web サイトにゲームの映像をアップロードし、収益を得ることができますが、以下の場合に限られます。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン 動画とストリームより~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
- すべての動画 (その全体) を無料で閲覧することができる場合 (動画を閲覧する際に有料の制限がなく、その他の料金も発生しないなど)。
- 視聴してもらうことで収益を得ることが合理的となるように、動画またはストリームにお客様自身のユニークなコンテンツが十分に付加されている場合。例:
- ゲームプレイの映像にお客様自身の音声コメントを付加することができます。
- お客様のロゴ、Web アドレス、またはオーバーレイを当社または他者のゲームプレイの上に含めることはできません。当社は、コンテンツが十分にユニークであるか否かを判断する権利を留保します。
- 従来型のケーブル、衛星放送、その他の主要なテレビ放送ネットワークを介して、中断のない完全なゲームプレイの動画またはストリームを放送または配信しない場合。
- ゲームプレイのクリップは、対象がゲームプレイそのものではない場合に、リファレンス資料として使用することができます (例えば、Minecraft のプレイヤーのインタビュー中の肩越しショット (OTS) としてゲームプレイを使用することができます)。
- ゲームプレイが、物理的な場所で公的に表示または投影されない場合。例:
- レストランなどの商業施設内での大画面で Minecraft ゲームプレイの広告または宣伝を行うこと。
- ゲームプレイが映画スクリーンに投影される劇場で Minecraft のゲームプレイ、リーグ、コンテストに対し金銭を請求すること。
- Minecraft に関連していない製品またはサービスの広告または宣伝を目的とする動画またはストリームを作成および使用しない場合。
- タイトル カード、エンド クレジット、スポンサーシップ通知、およびその他のコールアウトが、実際のゲーム コンテンツ外に配置される場合。スポンサーおよびコールアウトは、子どもや未成年者に適したものでなければならず、ブランドに害を及ぼすものであってはなりません。
まず、禁止事項としてDVD等によるマイクラの作品に関するものを動画発売をNGです。
個人とかであればマーケットサイトやECサイトなどに動画を投稿をしてはいけないってことです。
また、YoutubeやTwitch内の無料で見れる場であっても、ファン向けの限定要素もしてはいけないことも注意が必要です。
たまに月額制のコンテンツ限定といったところも見られますが、これも間接的に金銭を要求するといったことになるのでルール違反です。
(その全体)というのはチャンネル全体のことを意味を成しています。
もし有料のファン限定コンテンツを使う場合はMinecraftを使用せず他のゲームにしておきましょう。
商用利用その4:書籍や出版物
書籍や出版物などは以下のように記載されています。
Minecraft ファンによって創作された多くのすばらしいストーリーを閲覧し、読むことができます。Minecraft のコミュニティの多くの人が、Minecraft に基づいてストーリーのシェアを望むことは素晴らしいことであると考えています。
「出版物」とは、Minecraft から着想を得て著作された出版作品を意味します。
以下の場合に限り、出版物を作成することができます。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン 書籍、その他の出版物より~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
- 出版物の表紙および裏表紙のどこにも Minecraft のブランドおよびアセットが使用されていない場合。
- Minecraft のロゴまたは「Minecraft」という語を、当社のロゴのスタイルに類似する、または類似しているように見せようとしている文字で使用してはなりません。
- 公式の Minecraft 製品パッケージ、商品もしくはマーケティング資料から取得した Minecraft のアートワークまたは画像を使用してはなりません。
- 「Minecraft」という名前を、出版物のタイトル、出版社の名前または一連の書籍の名前の最初の単語または重要な部分とすることはできません。
- この名前を二次的な名前または副題として使用することはできます。
- ただし、出版物の表紙が、Minecraft の公式の出版物であるか、または Mojang もしくは Microsoft から許可を得ているものであるかのような印象を与えないことを条件として、お客様のオリジナルの Minecraft 作品のスクリーンショットを使用することができます。
- 出版物に、お客様の出版物に対して投資したいと思わせるお客様固有のコンテンツが十分に含まれている場合。例:
- お客様の出版物は、Minecraft の世界を探索し、生き残る冒険ストーリーを共有している (認められます)。
- お客様の出版物は、当社のアセットをコピーしただけの塗り絵、ポスター、シール ブック、またはチャートである (認められません)。
基本的に一般的なゲーム攻略本などの本であれば認められるということが書かれてますね。
ロゴの使用禁止
まずですが、Minecraftの公式ロゴは使ってはいけません。
公式では以下のように細かい条件が記載されています。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン 書籍、その他の出版物より~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
- 出版物の表紙や裏表紙のどこにも、Minecraft のロゴや「Minecraft」という単語を、弊社のロゴのスタイルに似ている、または似ているように見せようとしている文字で使用しない
また、Minecraftのロゴに似たような文字やフォントなども禁じられています。
これをやってしまうと普通に著作権法違反に抵触するのでご注意ください。
特に紛らわしくなる昔のゲームの文字とかを使う場合は似てないか要注意。
サイトから拾ったマイクラに似せたWEBフォントも使っちゃだめだよ
たまに完全にロゴを使っている書籍などが見かけますが、これは完全に規約違反ですので買わないようにしましょう。
本のタイトル名【重要】
意外と見落としがちですが、タイトルの名前の付け方も知らずにやると違反になります。
まず、Minecraftという名前をタイトルを使う場合、重要な部分にしてはいけません。
この辺についてはあまりにも細かすぎて、法律にどうこうというところで難しくグレーゾーンな部分ですが、簡単に言えば「Minecraft」という名前そのものを強調しすぎた名前は行けないよということです。
同様に日本語の「マインクラフト」や省略版の「マイクラ」については規約は書かれていないですが、念のためゲームタイトルが強い名前にしないように付け方に注意しましょう
出版する際に表記必須
製品掲載情報/説明書に「NOT OFFICIAL MINECRAFT PRODUCT.NOT APPROVED BY OR ASSOCIATED WITH MOJANG」の記載が必要です。
他の作者が作成したMOD等のコンテンツは加えて厳守すること
最後は規約とは別として、配布しているMODやリソースパックなどのコンテンツを紹介する場合は上記の書籍の規約とは別にコンテンツ作成者の規約に従う必要があります。
これは無断で書籍に載せると著作権法違反になる可能性があるので載せたいという場合はまずは書籍に載せたいという一言を声をかけて許可をもらいましょう。
もちろんだめな場合は諦めましょう。
商用利用その5:ハンドメイド製品
Minecraftはオリジナル製品をつくって販売することも許可されています。
以下のすべての追加ガイドラインを遵守する場合に限り、お客様のユニーク デザインを特徴としたある種のハンドクラフト製品を作成し、販売することができます。
引用元:マイクラ公式サイト~MINECRAFT 商用利用ガイドライン 書籍、その他の出版物より~https://www.minecraft.net/ja-jp/terms
- 製品に、それが特徴的/オリジナルで、ユニーク デザインとみなすのに十分な個人の創造性が含まれており、製品またはデザインの重要な要素として Minecraft のブランドまたはアセットが使用されていないこと。例:
- Creeper のテクスチャ パターンをあしらった手編みのブランケット (認められます)
- 目を緑色に変えただけの Steve の顔の画像 (Minecraft テクスチャ) を表示したボックス (認められません)
- 製品の一部として、Minecraft のソフトウェア、音楽、その他効果音を一切使用していないこと。
- 製品が大量生産されておらず、主要な小売業者を通じて流通していないこと。
- 同じ (または実質的に類似している) デザインを使用して 20 個を超えるアイテムを作成して販売していないこと。例:
- デザイン A を使用した T シャツを 20 枚、デザイン B を使用した T シャツを 20 枚作成および販売する (認められます)。
- デザイン A を使用した T シャツ 21 枚作成し、販売する、またはデザイン A を使用した T シャツを 20 枚とデザイン A を使用したマグカップ 3 個を作成し、販売する (いずれも認められません)。
- 製品の販売数を個別に記録し、当社がその情報を独自に検証することができる Web サイト、サービスまたはチャネルを介してのみ、当該製品を販売すること。
- 製品の販売から、1 暦年中に 5,000 米ドルを超える売上を得ていないこと。
- その他すべての法令および要件を遵守していること。
ソフトウェアに入っているコンテンツは使用しない
Minecraftのソフトウェアに入っているソフトウェアそのものや音楽、効果音を流用は禁止されています。
これは無断転載に当たる行為なので絶対にやめておきましょう。
小口製品であること
商品の発売は基本的に無許可の場合は、製品そのものは沢山の種類を作成すること自体は問題有りませんが、基本的に1つの商品につき20個までと定められています。
また同じような商品を少しだけアレンジ【色を変えたりやサイズを変える場合等】する場合でもそれらは1つにみなされるらしいので別商品を作る際でも全く別物なオリジナルなものを求められます。
ハンドメイド商品の売上は5000ドルまで
ハンドメイド商品については他の商品コンテンツとは異なり売上に関する上限が定められており、原則として5000ドルまでしか売り上げることができません。
そのドル価格は米国水準ということなので日本で発売するに当たっては為替価格にも考慮して注意が必要です。
1ドル75円【円高最高時】=¥375.000
1ドル100円【平均】=¥500,000
1ドル150円【円安時】=¥750,000
同じ5000ドルでも円安か円高で日本円で稼げる価格が全然違ってくるのね・・・
異常な円安があった150円時代でも、最高で75万円しか稼げないのでマイクラ製品を使ってハンドメイドで稼いでいくのはまず無理と思っておいたほうが良いでしょう
また、為替は予測もない状況で急に円安になったり円高になったりするので、違反しないためにも余裕を見積もって50万円までにとどめておきましょう。
商用利用その6:MOD・プラグイン
MODによる制作はもとからありますが、基本的には。MODそのものの販売は禁止だそうです。
以下の場合、お客様は、MOD を作成、使用または配信することができます。
- Minecraft の改造版ではなく、MOD のみを配信する場合。
- MOD が、プレイヤーが現実世界の通貨、ゲーム外の通貨、または現実世界の通貨に現金化することができるゲーム内通貨を稼ぐことができる P2E 機能を生み出すものではない場合。
- 直接または間接的に、プレイヤーが、ゲーム内の特徴および機能に影響を及ぼすゲーム外のコンテンツ、製品またはサービスを所有し、またはそれらへのアクセス権を有するかどうかを確認するために MOD を使用することができない場合。
原則として、プレイヤーのエクスペリエンスに影響を与え、ゲーム外の状況に基づいてゲーム内コンテンツが不足するような MOD は推奨されません。例えば、プレイヤーがスキン、機能、その他ゲーム内エクスペリエンスのロックを解除するために NFT を有しているかについて直接的または間接的にチェックする MOD は認められません。
そのため基本的にMinecraftのMODというそのものの販売はできません。
ただし、基本的にダウンロード形式なので、前述の通りWEBサイトによる広告収入は禁止とは書かれていないのでこの辺はグレーゾーンといえるでしょう。
また規約では拡張機能とMODとかしか書かれていないので「リソースパック」や「データパック」どうなのかと感じですが、書かれていないのでなんとも言えないですが、公式以外で提供しているモノ以外は改造版!という立ち位置な感じがするので安全面で言えばMODと同じような考え方のほうがよさそうです。
ただし、マインクラフトマーケットプレイスでは公式からクリエイターによるコンテンツ販売が認められているのでオリジナルコンテンツを販売したい方はマーケットプレイスがおすすめです。
その他注意
マインクラフトの商用利用については以上となりますが
この他に注意点があるのでそこを解説して終わりにしたいと思います。
収益が副業で年収20万円、本業で48万円を超えたら確定申告をしよう
まず収益をしたらの話で、副業で20万円、本業で48万円を稼いだら確定申告を必ずしましょう。
忘れてしまうと税務署に怒られるだけじゃなく、罰金として納税額が上がってしまうので収入をする際は常に金額に気をつけて確認しましょう。
最悪な場合申告せずに脱税を繰り返しておくと査察調査として強制捜査されるので絶対に行おう
そのため日頃から副業問わず、家庭内でも金銭管理をして収入と支出を帳簿して確認することをおすすめします
なお、開業届を出すと複式帳簿で行わければなりませんが、最大で65万円の青色申告控除を適応することができます。
まとめ
今回はMinecraftの商用利用に関することを解説していきました。
Minecraftの商用利用の利用規約は法律ほどではないものの内容として複雑で理解するまで時間はかかってしまいますが、重要なのでもし稼ぎたいのであればまずはそこから勉強をしておきたいです。
これからもぜひ、勉強して楽しくプレイしていきましょ!
異常参考になったら幸いです!