xserver vpsは2022年9月8日より事業を開始した、エックスサーバーが提供するVPS型のレンタルサービスです。
記者でも、Minecraftのマルチサーバーを使うならおすすめできるレンタルサービスとしてあげており、機能の内容と価格、口コミ等をご紹介していきます!
xserver vpsは「圧倒的性能、圧倒的コスパ」


Xserver VPSの売り文句として「圧倒的性能、圧倒的コスパ」が堂々と宣伝しています。
実際にこのサイトで使われているレンタルサーバーはエックスサーバーを使用しており、現在でも速度が遅くなったりやトラブルになったということも今でもなく圧倒的な性能というのは間違いないです。
コスパに関しても、後にご紹介していきますが、早い割に格安なので実質価格的にだいぶ安くなっているのも注目です。
xserver vpsの機能・サービス
Xserver VPSが提供する機能は5つ、サポート体制が2つがあり、いずれもセキュリティ強化につながるものや業務効率につながるものばかりで使える機能が多いので、ぜひ使わないともったいないものです、
プラン変更

Xserver VPSは後からスペックのプランを変更をすることができます。
価格は月額制体制なので解約後の返金はできないのですが、状況に応じてプラン変更ができることは強みでしょう。
たとえばマイクラでは途中でバージョンアップして処理が激重になったということはよくありがちです、このため、年々アップデートで急に今まで使っていたプランが重くなった際に対策の切り札といえるでしょう。
もちろん逆も可能で、20人を想定したが実際に5人しか集まらなくもったいない場合でも下げることも可能です。
コンソール
SSHの接続ができない状況でも、この機能を使うことでたくさんある操作をすることが可能です。
Webブラウザからの操作もできるのでWindowsやMacなどによるOSによる環境違いなどでも影響はなく、快適に使用が可能。
接続許可ポート

契約している仮想サーバーに対しての通信制限をするサービスです。
利用したいポートを有効設定をしていくことでセキュリティーの対策が可能になります。
SSH Key

所有者だけに所有する秘密鍵とサーバー上にある公開鍵の2つ揃っていくことで初ログインが可能になります。
これをXserver VPSでは公開鍵認証として扱っています。
どのパソコンからログインできる従来のパスワード認証とは異なっていて、秘密鍵を使っていくことにより機密性が向上していきます。
イメージとしては家の玄関ドアなどがログインではパスワード認証することで開く、秘密鍵では自分自身が鍵を持っていくことと同じイメージです。
実際に玄関のドアでは家族とか自分とかぐらい。
ということは実際に持っている人しか入る権利がないのに代わりはないってことです。
二段階認証

管理ツールから簡単に二段階認証の設定をすることができます。
主にロボットなどによる攻撃や不正操作を守るための認証機能と思ったほうが良いです。
ワンタイムパスワードの生成する認証コード生成アプリ「Google Authenticator等」を利用することによりセキュリティをより強化ができます。
イメージ保存

イメージ保存はサーバーを丸々保存することができます。
急な損失や消失などが発生した場合のバックアップとして使うことができ、すぐに復旧することができるものとして優れています。
サポート体制
X server VPSのサポート体制は以下の通り
- 電話サポート
- メール
電話サポートは平日10時~18時、メールでは24時間対応しています。
基本的な対応はメール、緊急なお急ぎな件では電話というもので使い分けるのが鉄則です。
なお、基本的に対応がすぐに対応できなく、よくありがちな問題などに関してはよくある質問などで見たほうが早いでしょう。
xserver vpsが対応できるOS・サービス
OSイメージ
- AlmaLinux
- Arch Linux
- CentOS
- Debian
- Fedora
- openSUSE Leap
- Oracle Linux
- Rocky Linux
- Ubuntu
ビジネスツール(アプリイメージ)
- Jitsi Meet
- Mattermost
- Nextcloud
- Redmine
プログラミングツール(アプリイメージ)
- Django
- GitLab
- Laravel
- Node.js
- Ruby on Rails
ブログ・サイト制作(アプリイメージ)
- Concrete CMS(旧 concrete5)
- Drupal
- Joomla!
- LAMP
- Mastodon
- WordPress(KUSANAGI)
ゲーム
- ARK
- Minecraft Java版
- Minecraft 統合版
- Project Zomboid
- Rust
- Valheim
- 7 Days to Die
サーバー管理・その他ツール
- Docker
- Jenkins
- LEMP
- Metabase
- MongoDB
- Redis
- Ubuntuデスクトップ
- Zabbix
xserver vpsのスペック
Xserverの公式ではほかサイトで掲載することが少ないスペックのことについて記載があります。
なお、スペックとはいっても実際にどれくらいなのかわかりづらいでしょう。
CPU
Xserver VPSが使われているCPUは第3世代の AMDのEPYCが使われていることが公式に記載しています。
この第3世代で使われている一般向けのCPUはRyzen 9 5950X等が使われる第5世代 Ryzenと同じZen3コアです。
Zen3コアは1つのCPUにつき8コアまでであり、EPYCではいくつか構成されて多くのコアが組み込まれており、最大で64コア128スレッドまでラインナップされています。
CPUはどの商品が使われているかは詳細は不明だが、ベースの周波数は2.0GHz~3.7GHz、ブースト時が最大で3.5GHz~4.1GHzである。
一般的なデスクトップが現状最速なのが13900KSが6.0GHzなので比べるとかなり遅めであるが、4.1GHzの速度はサーバー用にしては結構早く、Ryzen 7 5700Xに近い速度は出せるので、実際の体感上はストレスなくできるでしょう。
SSD

どのプランにもストレージはNVMe系のSSDを採用しており、公式によれば従来のSSD構成の14倍ほどの速さを誇る。
なお、第3世代のEPYCではPCle Gen4世代なので、16GT/sと、1秒あたり最大16GBほどの転送速度があるという。
ネットワーク環境

国内最大級のネットワーク回線が10Gbpsに対応でき、ゲームでもストレスなくプレイをすることができます。
xserver vpsでの使用禁止事項
xserver vpsでは以下のようなことを使用を禁止されています。
引用:Xserver VPS サポートガイドより https://vps.xserver.ne.jp/support/faq/dont_contents_stint.php
- ポルノサイト、またはそれに類似するもの
- 売春を助長するようなもの
- 第三者の知的財産権や肖像権・プライバシーを侵害する、または侵害するおそれのあるもの
- 無限連鎖講(ねずみ講)、マルチ商法、またはそれらに類似するもの
- 日本国内の法律に違反するもの
- 以上のようなサイトへのリンクが含まれるもの

特に気をつけなければいけないのが「アダルトコンテンツ」
アダルト商品や18禁の漫画などを取り扱うグッズ自体は禁止されてないけど、エチチ系の動画など刺激を感じさせる物を乗せるのはダメやからそこは気をつけような
xserver の強み
X server VPSの強みはなんといっても抜群な性能と強力なセキュリティ対策と言っていいでしょう。
性能の詳細は不明ですが、レンタルサーバーが使われている「AMD EPYC」が使われています。
AMD EPYCのCPUはコア数が多く、周波数が高い割に価格が安めなのが強みとして知られています。
そのためレンタルサーバーと同様に抜群なスピードは間違いないでしょう。
最近のマイクラは1.18になってから処理がだいぶ重くなってきました。
理由としてはリアルな地形や高さ上限がゆるくなったことが主に挙げられており、最近では最低でも4GBぐらいないと厳しいです
CPUの性能は抜群な一方でメモリに関しては他とはあまり対して変わりないのですが、コスト面から考えるとこれ以上のコスパは現状難しいと言えるでしょう。
xserver vpsの価格


Xserver VPSの価格は36ヶ月のものをであり、一番格安プランの2GBが¥830から、最大規模の64GBプランまであります。
2GBプランは3コアですが、64GBプランであれば24コアとかなり多くなります。
なお、価格とスペックではどれくらいやすいのかわからない。
そこ競合する他社である、Conoha VPS、そしてMinecraftの公式Realmsについて比較していく。
xserver vpsの競合相手との比較①:4GB
一番主流となる4GBプランでは圧倒的にXserver VPSが勝利!
Conoha VPSでも割引をした場合でも約2倍ほどかかるので長期的に見ればXserver VPSがおすすめです。
Xserver VPS | Conoha VPS | |
---|---|---|
月額 | ¥1,700 | ¥3,062 |
CPU | 4コア | 4コア |
メモリ | 4GB | 4GB |
SSD容量 | 100GB | 100GB |
初期費用 | 無料 | 無料 |
xserver vps競合相手との比較②:8GB
お次はグループ想定の8GBプラン。
こちらも同じくほぼ半額近いほど割安になっており、長期的に見ればお得と言えます。
なお、6コアの8GBメモリは普通にパソコンとして使えるほどです。
Xserver VPS | Conoha VPS | |
---|---|---|
月額 | ¥3,201 | ¥6,124 |
CPU | 6コア | 6コア |
メモリ | 8GB | 8GB |
SSD容量 | 100GB | 100GB |
初期費用 | ¥0 | ¥0 |
xserver vps競合相手との比較③:64GB
最後は64GBプランです。
このプランでは逃走中や大規模なまちづくりなどのプロジェクトに最適と言われます。
結果は差の比率は狭まったものの、月額1万円以上も格安になりました。
しかも同じスペック構成なので、xserver VPSの格安さに驚きでしょう。
Xserver VPS | Conoha VPS | |
---|---|---|
月額 | ¥38,000 | ¥49,368 |
CPU | 24コア | 24コア |
メモリ | 64GB | 64GB |
SSD容量 | 100GB | 100GB |
初期費用 | ¥0 | ¥0 |
xserver vpsの競合相手との比較④:10人までの規模
最後は公式のRealmsとの比較。
10人規模と言えば、8GBプランでも動作は十分なためそちらを比較に入れてみた。
結果としてやはりRealmsのコスパの良さは敵いませんでした。
ただ、相手はMODが使えなかったりや10人までという成約があることもあり、大規模な計画じゃなければおすすめするといえるだろう。
Xserver VPS | Realms Java版 | |
---|---|---|
月額 | ¥3,201 | ¥960 |
CPU | 6コア | |
メモリ | 8GB | |
SSD容量 | 100GB | |
初期費用 | ¥0 | ¥0 |
xserver vpsのおすすめプラン
なお、全部紹介するとキリがないので当サイトの代表格となるMinecraftやそれに関連するものだけ紹介していく
Minecraft
Minecraftはバージョンによっておすすめするプランが異なります。
JAVA版では1.17を境にJAVAのバージョンが変わっており1.16以下であれば2GBプランでも問題なく動作が可能と言えます。
しかし、最低でも4GB、10人程度いるなら8GB、大規模参加であれば64GBを用意しておいたほうが良いですが、MODを入れる際はこの掲載しているより多く用意しておいたほうが良いでしょう。
特に影MODなどはメモリを多く消費しがちなので2倍の見積もりが考えたほうが良いです。
なお、統合版に関してはバージョンを後戻りするのが不可能なので基本的に現在の1.18に準じます。
統合版/JAVA版ともに同じぐらいの重さです。
Ruby on Rails
多くの日本が使われている日本人開発のプログラミング言語「Ruby」です。
公式ではおすすめのプランには記載してませんが、快適に使うのであれば4GBもしくは8GBが望ましいです。
Django
Djangoは、Pythonで構築された、Webアプリケーションフレームワークです。
公式ではおすすめのプランには記載していませんが、快適に使うのであれば4GBもしくは8GBが望ましいです。
テンプレート採用で簡単に(MODは除く)
MODを使わない前提であればテンプレートを使うことで簡単にマルチサーバー環境を構築することができます。
サーバーを構築するのは専門の知識が必要な上に、かなりの労力や時間を欠けていく必要があり、こういった仕事をしてない方にはテンプレートをするのがおすすめします。
実際に構築をするのは本当に大変ですので、基本的に素人ではよほどこの系統に挑戦したい以外で自作していくのはやめておいたほうが良いでしょう
解約方法
Xserver VPSは解約する方法でも簡単に手続きをすることができます。
解約料金はかかりませんが、解約をした際更新手続きができなくなりますので注意しましょう。
なお、サービスは利用期限日まで使用が可能で、延長も可能としています。
口コミ
Xserver VPSの機能や価格など色々紹介してきましたが、気になり実際の口コミの方はどうなのか?
xserver vps良い口コミ
まずは良い方の口コミをいくつかご紹介!
いろんな方の口コミによれば、xserverの強みといえばやはり爆速であること。
これはレンタルサーバーでも同じことで、サーバーの速度はやはり長年の実績や使っているスペック構成が良いことが上げられます。
また、レンタルサーバーのときは少し割高だったんですが、VPSでは逆で性能が高いのに割安になっているのも注目です。
xserver vpsの悪い口コミ
一方で悪い口コミの方はどうでしょう。
Xserver VPSで最大の悪いところはWindows serverがないこと。
Conoha VPSにはついていますが、xserver VPSにはWindows serverというのがありません。
おそらく新しく始めた事業なので未実装だと思いますが、実装されていない本当に理由は不明です。
xserver vpsをおすすめできる人とできない人
Xserver VPSはやはり高度なセキュリティとよりハイスピードを求める方、そしてコスパを求める方におすすめできるものです。
一方でConoha VPSの強みであるその時に使って使う分だけ支払うというものはなく、Windows serverが実装されてないので、そういうのがある場合はおすすめしません。
xserver vpsのまとめ
- 19年以上の運用実績のあるレンタルサーバーがVPSにもやってきた
- レンタルサーバーと同様VPSでもAMD EPYCや爆速SSDを採用
- 競合相手に比べてスペック帯費用が圧倒的に安い
Xserver VPSはとにかくスペック・機能・サポート帯費用に対してかなり安いの大きな強みでしょう。
実際にどちらとも優れていて、これをおすすめしないというのはよほどこの機能がないものという限りを除けばないと言えるでしょう。
Xserver VPSはMinecraftのゲームだけじゃなくWordPressなどの運営にも強く、最適化されています。
この辺はレンタルサーバーなどの運用実績など活かしてVPSに応用している点も見逃せない点でしょう。
なお、今回ご紹介したものはキャンペーンがない基本的なものですが。
実施している際は更に格安になっていることがあるので適度にチェックをしていきましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] エックスサーバーなどをはじめとして、VPSのページにいくとこんな感じででっかでっかとマイクラをするなら○○というものとか出ますよね。 […]