ConoHa for GAME時間課金の利点とデメリットを比較

そんな時、時間課金制のサービスは非常に便利です。

従来の月額課金（長期割引パス）に加え、時間課金制プランも選択可能で、マイクラサーバーを必要な時にだけ利用できます。

しかし、時間課金制にはメリットだけでなくデメリットも存在します。

この記事では、ConoHa for GAME時間課金の利点とデメリットをかいせつしつつ、時間課金におすすめの方を紹介していきます。

ConoHaの時間課金とは？

ConoHaの時間課金は、利用した時間に応じて課金されるシステムです。

従来の月額課金とは異なり、決まった期間での先払いではなくサーバーを契約した時間のみ課金され、1ヶ月毎の月末に後払いする方式であるため、短時間利用や不定期利用に適しています。

ConoHa for GAMEでは、1時間あたり1.9円から利用でき、初期コストを抑えていきしつつ長期と同じスペック体験ができるのが時間課金の特徴でしょう。

Conohaの時間課金料金表

Conohaの時間課金と参考で12ヶ月分と1ヶ月分の時間課金を比較！

なお、現状の環境を踏まえて4GB以上が最低限レベルなことから1GBと2GBは省略、Conohaは常に価格変動があるので、この表で記載される金額は2024年3月6日現在のものとする。

	4GB	8GB	16GB	32GB	64GB
長期割引パス（12ヶ月/1ヶ月あたり）	\1,164	\2,155	\4,675	\11,695	\23,395
長期割引パス（1ヶ月）	\2,189	\4,359	\9,746	\22,099	\44,198
時間課金（1ヶ月上限）	\3,969	\8,083	\15,730	\31,460	\59,290
時間課金（理論上の1ヶ月分）	\5,431	\10,862	\19,120	\39,655	\79,236
時間課金（1時間あたり）	\7.3	\14.6	\26.7	\53.3	\106.5
時間課金（1日あたり）	\175.2	\350.4	\640.8	\1,279.2	\2,556

このように時間課金は1時間あたりなので少額から使うことができ、あの最上位となる64GBでもさえ1時間で106.5円しかかかりません。

理論上の1ヶ月はあるが実際は1ヶ月の上限が基本

理論上の1ヶ月と書いていますが、基本的にはこの表に記載している金額になることはないです。

これは時間課金に月額料金というのがあり、基本的にに1ヶ月上限となる料金だからです、

つまりは上限金額になってしまえばこれ以上課されることはないってことです。

時間課金は時期を間違えるとかなり高額に…

理論上があえて記載したのは、この公式の月額料金は基本的に1ヶ月間ずっと使うか、もしくはその上限になった場合であるため、月をまたいで解約する場合は適応されずその上限金額以上に支払う必要が出てくるからです。

その理論上というのは30日間を使った場合も計算なので、上限に達しない月またぎの30日を使った場合はこの計算が適応されます。

時間課金は計算上だいたい22～24日ぐらいで上限になるので、つまりは毎月6～8日あたりに契約する人は一番損します。
これはあんまりいないかなとは思いますが、8GBで例えるとその月が31日ある7日0時に契約して、翌月の23日0時（22日まで利用）に解約すると

時間課金	3ヶ月長期割引（3ヶ月分）	6ヶ月長期割引（6ヶ月分）
\15,791	\9,855	\17,706

差額で見ると3ヶ月プランに比べて6000円も割高という計算になります。

今回の例は46日分によるかなり極端の割高で比較してみましたが

このように契約する日と解約するタイミングを間違えてしまうととんでもなく高額な金額になってしまいます。

一応価格の近い6ヶ月も載せましたが、あと2000円も出してしまえば6ヶ月も使えてしまいますからね

というようにそもそも時間課金は長く使えば使うほど割高になるので、2週間以上使う場合は余ってしまうけれど、ここは大人しく割安な長期割引パスにしましょう、

Conohaの時間課金のデメリット

ConoHaの時間課金は、必要な時だけサーバーを利用できる便利な料金体系であることは間違いないです。

しかし、メリットだけでなく、いくつか知っておかなければいけないデメリットがあります。

長期利用では割高になる

時間課金は割引がないため、長期間使えば使うほど割高になります。

計算上14日以上利用すると1ヶ月の長期割引パスよりも割高になります。

例えば、メモリ8GBのプランの場合、時間課金は1時間あたり14.6円で、1ヶ月だと\8,083もかかります。

一方で1ヶ月契約すると\4,389（2024年3月6日現在）になるため、だいたい月の半分ぐらいで追いつく計算です。

というように14日以上の利用の場合は、基本的に長期割引パスの方がお得です。

使いすぎると支払えなくなるリスクがある

時間課金は、使った分だけ課されるため、月末による後払いです。

クレジットカードと同様に、使いすぎると支払えなくなるリスクがあります。

特に、高スペックなプランを利用する場合や、長時間利用する場合には、料金が高額になりがち…

利用状況を把握し、予算内に収まるように注意しましょう。

細かい課金が発生する（※停止中も課される）

時間課金は、1時間単位で課金されます。

そのため、サーバーを数分だけ利用しても、1時間分の料金が発生します。
つまり1時間1分を使うとなった場合は2時間分の計算になるということです。

また、多くの方が勘違いしがちがサーバー停止すれば課されないこと。

サーバー停止中の時間も課金対象となるため、課金を発生しないためには使わない場合は解約をすることを忘れないようにしてください。

Conohaの時間課金のメリット

逆に、今度はConoHa時間課金のメリットを3つご紹介します。

1. 初期コストが非常に安い

ConoHa時間課金は、初期費用が一切不要です。

もちろんサーバーの初期設定費用や契約事務手数料など、通常発生する初期コストが0円なので運用だけ支払えばOK

マイクラサーバーを初めて構築する方や、お試しで利用したい方にとって、非常に魅力的なメリットです。

2. 後払いのため前払いによる損失がない

ConoHa時間課金は、1ヶ月毎の後払いです。

利用料金は月末にまとめて請求されます。

そのため、サービス終了や倒産などのリスクによる前払いの損失がありません。

一方で長期割引パスの場合、前払いで料金を支払うため、サービス終了や倒産した場合、返金されない可能性があります。

実際の倒産可能性は

ConoHaを運営するGMOインターネットグループは、安定した経営基盤と高い収益性を誇る企業で、2024年12月の決算情報によればキャッシュが増えていたため1年以内に倒産する可能性は極めて低いです。

しかし、未来は誰にも分からないため、前払いによるリスクを完全に排除することはできません。

ConoHa時間課金であれば、リスクを最小限に抑えながら、マイクラサーバーを楽しむことができます。

3. 最小限の期間がないのでいつでも解約が可能

Conoha For Game時間課金は、最低利用期間がありません。

1時間単位で課金されるため、必要な時だけ利用できます。

マイクラサーバーは、友達と遊ぶ時だけ起動すれば良いという場合も多いでしょう。

ConoHa時間課金であれば、サーバーを起動していない時間も料金が発生しないので、無駄がありません。

ConoHa時間課金がおすすめな方

ConoHa時間課金は、以下の様な方におすすめです。

1. イベント用として利用する方

ConoHa時間課金は、短期間の利用に最適です。

イベント開催期間のみサーバーを起動し、終了後は解約すれば、無駄なコストを抑えることができます。

例えば、以下のようなイベントに利用できます。

• マイクラスポーツ大会
• マイクラ建築コンテスト
• コラボ等で大人数
• 逃走中

従来の月額課金では、最低利用期間が設定されているため、短期間の利用には不向きです。

ConoHa時間課金であれば、必要な時だけサーバーを利用できるため、イベント運営者にとって非常に便利です。

2. お試しとして利用する方

ConoHa時間課金は、ConoHa for GAMEを試してみたい方にもおすすめです。

ConoHa for GAMEは、お試し無料期間がありません。

そのため、いきなり月額課金を申し込むのは不安という方も多いでしょう。

ConoHa時間課金であれば、初期費用0円で利用できるため、気軽に試すことができます。

実際に使ってみて、満足してから長期割引パスに切り替えることも可能なので大変便利です。

まとめ

今回はConoha For Gameにおける時間課金を解説していきました。

以上をまとめるとこうなる

というようになります。

以上参考になれば幸いです。