G-tuneのミニタワーやNEXTGEARは結構人気だというけど、その上位となるフルタワーはどうなのか?
マウスコンピューターのゲーミングPCといったら、多くがG-tuneのミニタワーとNEXTGEARが人気ですが、その中で昔から販売している最上位モデルと言えるフルタワーケース。
ミニタワーはサイズ的に使い勝手が良く人気を誇りますが
逆にフルタワーは大きすぎると行った理由からあまり多くないのが現状。
でもフルタワーのメリットとかデメリットかも知りたいし…!
そして今回は、6年間愛用してきたG-tuneのフルタワーケースについて、その魅力と実用性において深掘り解説していきます。
G-tune自体を知ったうえでの前提で解説していきますので、まだ見てない方はこちらからどうぞ!
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G-tuneのフルタワー型とは
G-tuneのラインナップの中でも、フルタワー型はその名の通り、サイズが大きいのが特徴です。
画像から見ても結構出来そうね…!
ぐたいてきにどれぐらい大きいの?
ミニタワーやNEXT GEARとの比較をするとこんな感じ。
フルタワー | ミニタワー | NEXT GEAR | |
---|---|---|---|
横幅 | 220mm | 194mm | 220mm |
高さ | 501mm | 400mm | 410mm |
奥行 | 490mm | 411mm | 424mm |
重さ(だいたい) | 18kg | 11kg | 10kg |
数字で見ての通り、1周りどころか2周りぐらい大きいサイズです。
特に高さは結構あり、これだけでも50cmもあるほどです。
実際の環境
実際にあるならどれぐらい大きいのか知りたい!
実際にTITANのPCの部屋に置いたものだとこんな感じ。
うわーデカくないか…!?
(後管理人の部屋ごちゃごちゃして汚いなぁ…片付けろ!💢)
今は新しいPCに置き換えられているので、上に乗せて予備状態で残していますが、500mlペットボトル何台分ものせることができるぐらいでかいです。
実際に下に入れていた時代ではかなりぎりぎり入るかどうかぐらいの大きさでした
ちなみに使っている商品はこれ。
実際には色違いの白色を使っていますが、この机でもなかなか大きく感じるほどなので、PCケース自体もかなり大型なものと言えます。
G-tuneのフルタワーケースのメリット
そんな実際に6年も使ってみて、フルタワーケースに置ける良いところ、買ってから7年も経過しているわけなので現状のPC環境がどうなのかの良いところについて解説していきます。
実はこのケースって自分が見る限りだと7~8年ぐらいも使っているみたいなんだよね。
ミニタワーは以前ミドルタワーというのがあって置き換えられました。
結構長いのね…
実際に買ったのは7年前(GTX 1080 Ti時代)なので、現在のPCの環境とは異なると思う点があるのでデメリットも含めご了承を!
最近では珍しいDVD対応のPCケース
デジタルダウンロードが主流となる現代において、DVDドライブを搭載したデスクトップPCは珍しいです。
コンパクト性が優れるノートPCでもさえ、DVDレコーダをどんどんなくしているため、更に数少ないデスクトップは更にレアです。
一応ミニタワーでもカスタマイズをすれば載せられるけど…高い!
今の時代ではわざわざカスタマイズして乗せるメリットはない…
2024年現在で販売しているモデルでもまだ標準搭載しているためDVDやBDを扱うことが多い人にとってはメリットが大きいかもしれません。
アニメオタクでも初回限定品などを見る方にとっては嬉しいポイントかもね!
最新のゲームをする方にとってはあまりこのメリットは活かせないですが、G-tuneのフルタワー型は、このニーズに応える数少ない選択肢の一つでもあるでしょう。
ただ、登場してからもう7年以上も経過しているのでいつ新ケースになってもおかしくないです。
DVDあるモデル
DVDないモデル
フルタワーにはDVD使えるとは紹介しましたが、これは7年前だったことでまだまだ当たり前にあった時代からこその話。
今となれば無い方がメリットがコストダウン的に大きいため…!
フルタワーケースの商品の中には光学ドライブがあるモデルと非搭載のモデルの2つがある点には要注意です。
非搭載はモデルは準備しているミニタワーと違ってカスタマイズしてまでいれることができません。
※ただし外付けは可能。
もし光学ドライブを取り付けたい場合は必ず右下の穴があるかどうか必ず確認しましょう。
いずれも新商品として登場しているため、これは今後廃止する可能性の流れが高いです。
大きいGPUが載せられる
最新のGPUは高性能化とともにサイズも大きくなっています。
逆にデカすぎて、むしろマザボとかもげるほどだよね…!
ミニタワーでは収まりきらないこれらのGPUも、フルタワーなら余裕を持って搭載可能です。
これにより、最高のヘビーユーザーでもガンガンゲームを楽しむことが可能でしょう。、
また、ストレージとかも3個も載せられるため大容量が求めるクリエィティブやたくさんゲームをする方にはメリットが大きいです。
ケースが頑丈
フルタワー型のケースは、そのサイズからも想像できる通り、頑丈さも抜群です。
実際につなぎ目だけで見ると、厚さがかなり厚く、コストが掛けているなぁという印象です。
ケースそのもの素材は前面の黒い部分を除けば全部鉄製(アルミやステンレスの可能性あり)なので、上からの衝撃物に仮に当てたとしてもなかなか壊れないかなと思います。
今使っているあたらしいPCは排熱性やコストダウンにより、プラスチックの部分多く含まれたり、薄かったりするね
なので地震とか起きても内部の破損とかもしづらいと考えられそうです。
両面から取り外しができる
多くのPCケースはコストダウンなどの理由から片側しか開けられないことが多いですが、マウスのPCケースはフルタワーも含め両側を開けることができます。
片方だと奥側に行けば行くほど掃除しづらい…!
フルタワーはサイズが大きくまだまだ余裕で入れるぐらい広いため、コードにかかわらないものであればその分交換作業とかもやりやすかったです。
掃除しやすいケース
交換しやすいだけではなく掃除も割と簡単でした。
PCはホコリが敵なので、定期的に掃除しないと火事になるほど危ないです。
なので掃除をするためにはやっぱね…掃除のしやすいケースであることは本当に重要です。
標準でも割としやすい方だけど
ケースが取り外ししやすいガラスサイドパネルものとかだったら取り外しとかでもっとやりやすいので、個人的に選ぶならカスタマイズしてガラスサイドパネルを選んでおきたいです。
そのほうがばえるし、そこまで高くないから費用対効果もばっちしー!
G-tuneのフルタワーケースのデメリット
ここまでG-tuneフルタワーケースのメリットを解説しましたが
もちろん使ってみてこのへんはかなり気になると思うデメリットもいくつかありました。
見た目的に最強そうというフルタワーですが、実際に使ってみると、利用者がわからみてもかなり気になる部分もあると思います。
6年も使っているのでこれは最後まで見てもらえると幸いじゃよ!
ファンノイズがうるせぇ
これは使っているGPUやCPUの構成によるのですが、割とファンノイズが気になるというほど音は大きめでした。
フルタワーは大きく冷却性にも優れているものの、やはりファンの数がかなり多くあったり、あとは時代的にGTX 10シリーズはFEモデルを使っているものだったため、冷却効率が台無しだったのもあります。
現在のRTX 40シリーズとかは性能が高すぎたり、あまりフル稼働することがなかったり、あとはFE版はもう日本で提供してないので、以前よりかなり静音性が高くなっていると思います。
フルタワーだけど内部カスタマイズの選択肢が少ない
これはマウスコンピューターあるあるな話ですが、最上位のフルタワーでもさえ内部のカスタマイズできる範囲が狭めです。
具体的にどういったところがカスタマイズできるかな??
- CPU(最上位モデルだと不可)
- CPUファン(モデルによって不可)
- CPUグリス
- メモリ容量とその構成
- Cドライブ用のストレージ容量
- ストレージの増設
- 電源
- UPS
- ケースデザイン
になります。
他のところではGPUの選択肢を増やせたり、CPUの選択肢が3つ以上と大きかったり、ストレージの個数も多くあったりするため、このカスタマイズの量では最上位にしては少ないと言えます。
とくにストレージはケースの大きさに対して3つしかいれるスペースがないので、ヘビーユーザー目線や動画編集者目線で見ていればすぐに足りなくなるのは目にわかると思います。
重すぎて1人だと持ち運びは危険
実際に引っ越しの経験があったりするので持ち運んだことがありますが、このケースはまじで1人で持ち運ぶという危険な行為、絶対にやめたほうが良いです。
まず重さではフルタワー型は約18kgという重量があるためこの時点で結構な重量です。
わたしとかだったらギックリ腰になりそうだわ…
電源交換とかで全部部品を外したことがありますが、ケース自体そのものが10kg程度もあるため、ケースそのものがかなり重いです。
あとは重さだけじゃなくケース自体の高さも50cmと高いので持ち運ぶ際の圧迫感というのもあるため持ちにくいです。
そのため一人での持ち運びは難しく、安全のためには二人での作業が推奨されます。
法人利用の場合は、絶対に台車とか使ったほうが良いでしょう。
あまりにも大きすぎて一人暮らしの3畳アパートとかはムリ
フルタワー型のサイズは非常に大きいので、都会の狭いアパートでは設置が難しい…というかムリです。
個人的にフルタワーを部屋に置くなら最低でも6畳ぐらいないとムリかなと思います。
最近若い人がニーズが高い3畳アパートとかは置いて行けば3分の1ぐらいはなくなるからまずムリだね
それはノート一択。
6畳でも行けなくもないけど、できれば8畳以上のスペースはほしいです。
ミドルクラスのGPUだと割高
最上位ケースなので、どうしてもスペックに対して価格が割高になります。
例えばRTX 4060 Tiクラスと言えるRX 7700 XTモデルでさえも34万円からとなっており、とてもだけど高いです。
参考程度にGeforceモデルの価格帯はこの通り。
価格 | |
---|---|
RTX 4090(14900K) | 70万円程度 |
RTX 4080 Super(7700X/14700K) | 47万円/50万円程度 |
RTX 4070 Ti super(7700X/14700K) | 43万円/40万円程度 |
RTX 4070 super(7700X/14700K) | 35万円/40万円程度 |
えええ…!40万円も!?
RTX 4090のようなスペック重視なハイエンドモデルであれば70万円であっても、価格を気にせずに済みますが
コストパフォーマンスを重視するミドルクラスのGPUモデルでは、基本的に40万円前後からとなり、圧倒的に価格面において不利です。
一応OCができるできないか、CPUのメーカーによるの違い、メモリ容量の差異はあるものの、同じRTX 4070 SuperのミニタワーやNEXT GEARだとそれぞれ30万円、23万円から買えるので、なかなか手が出しにくい価格となのは間違いないです。
これらの点を踏まえると、G-tuneのフルタワー型は、高性能を求めるユーザーにとっては魅力的な選択肢ですが
全体的にコスパが悪いため、ハイエンドユーザー向けという位置づけなのは間違いないです。
お金を惜しまずに買う人ならいいけど、少しでもコスパを求めるならNGだね…
G-tuneフルタワーケースのおすすめPC
ここまでフルタワーケースにおいて実際利用した自分がメリットとデメリット、評判についても解説してきました。
それでフルタワーケースの中だったら、どのモデルがおすすめなのかしら…!
やっぱね…これはちょっと人を選ぶね…!
私だったらこれぐらいかなと思う。
特にコスパに対しての抵抗感が強いので、個人的におすすめとなるPCは性能重視のこの1モデル。
G-Tune FZ-I9G90
項目 | 内容 |
---|---|
PCのサイズ | フルタワー |
CPU | Core ultra 9 285K |
GPU | Geforce RTX 4090 |
RAM | 64GB |
ストレージ | 2TB |
電源 | 1200w Platinum |
保証 | 3年 |
構成とするスペックはほとんどが最上位で、CPUがCore i9 14900KF、GPUがGeforce RTX 4090、RAMが64GB搭載というモンスタークラスを誇るこのモデルはどんな環境でも動かすことができます。
最上位なので大体の方は価格なんぞ気にしない!という人がほとんどです。
それで結局お値段は!?
気になる価格は70万円となっており、ロマンを求める方向けになっています。
ただしデメリットを言えば、構成するものの多くが天井なので、他のモデルに比べてカスタマイズできるところが狭めなところ。
そもそもカスタマイズの多くは足りないから加えるとかなので、逆に言えば準備満タンな構成なのです。
なお、他のモデルはあるもの、特に70番台クラスと言ったミドルクラスならG-tuneのミニタワーやNEXT GEARでも価格面や実用面においてもメリットが圧倒的に大きいのでこちらを選んだほうが良いです。
G-tuneのフルタワー型のその他の質問
まとめ
今回は6年間実際にメインPCとして利用したG-tuneのフルタワーケースにおいての個別レビューと評判解説していきました。
やはりでかいため結構インパクトが強いといえるモデルと言えます。
- 冷却性能は高い
- ハイエンドGPUを載せられる
- 光学ドライブが標準搭載(ただし最近光学レスモデルが出てきているため今後なくなるかも)
- 両面に取り付け外しができるため掃除しやすい
- 大きすぎ、重すぎて1人では運べない
- 大きすぎて最近話題の3畳アパートはムリ(最低6畳)
- ミドルクラスのGPU搭載はあまりにも高価
- フルタワーに対してカスタマイズの選択肢が狭い
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