マウスコンピューターが展開するg-tuneは、国内トップレベルのプロeスポーツチームも利用する高性能ゲーミングPCブランドとして知られています。
しかし、実際に購入して使用してみると
どんな評判なのか、メリット・デメリットは?
という気になる方もいるでしょう。
6年間g-tuneを愛用してきた私が、徹底検証します!
本記事では、g-tuneの特徴や評判、メリット・デメリットを、6年間愛用してきた私の実体験を交えて詳しく解説します。
g-tuneゲーミングPCの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
今回の記事は基本的にデスクトップPCを利用する前提に解説します。
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G-tuneのPCはどういう目的のシリーズか?
G-tuneシリーズは、本格的なゲーマー向けに特化したハイクラスゲーミングPCブランドです。
いわば普通のゲーミングPCだということ。
具体的な特徴は以下の通り
- 品質重視である
- メモリ容量もストレージ容量も普通のPCよりも多めで1TB以上が当たり前
- ゲームに最適化したCPUやGPUが搭載
- ケースが派手で重みのあるモデル
要は普通のモデルにはあまり見られない「GPU」がほぼ全部のモデルに搭載していたり、ゲームのセット品がついていたりなどゲーマーに特化したモデルとも言えます。
NEXT GEARとの比較
NEXTGEARは、G-tuneと同じくマウスコンピューターが展開するゲーミングPCブランドですが、
G-tuneは品質を重視したモデルに対して、NEXT GEARはその逆で徹底的に不必要なものをコストカットして、より安価な価格でゲーミングPCを提供しているモデルになってます。
どういったところが違うんやろう??
G-tune | NEXT GEAR | |
---|---|---|
価格 | 高い | 安い |
CPU | Intel CPUがメイン | AMD CPUがメイン |
マザーボード | 普通~高級 | 安い |
無線LAN | 標準搭載 | なし |
マイクラソフト | つかない | つく |
出荷日 | 比較的早い | 遅い |
出荷日調整サービス | あり | なし |
余剰パーツ | あり | なし |
返品 | 8日以内に クーリングオフで可能 | 不可 |
なので飛行機で例えるなら、G-tuneは「FSC」、NEXTGEARは「LCC」というようなものと思っていいです。
DAIVとの比較
DAIVは、G-tuneと同じくマウスコンピューターが展開するゲーミングPCブランドですが、クリエイター向けに特化しています。
具体的には、G-tuneと比べて以下の点が異なります。
G-tune | DAIV | |
---|---|---|
価格 | 高い | もっと高い |
CPU | 普通のCPU | 普通のCPU サーバー用CPU |
GPU | ゲーム用GPU | ゲーム用GPU 業務用GPU |
ケースデザイン | 派手なもの | 事務用なシンプル |
このように、DAIVはクリエイティブワークに特化した機能を搭載しているため、動画編集や3DCGなどの作業にも最適です。
しかし、基本的に業務用のGPUの搭載モデルさえ除けば、ほとんどのモデルゲーム用としても使用することができます。
ただし、G-tuneと比べてデザインが地味だったり、小型モデルが少ないといった点には注意が必要です。
G-tuneのケース
G-tuneゲーミングPCは、高性能なだけでなく、デザイン性にも優れたケースが特徴です。
しかし、一口にG-tuneのケースと言っても、実は3種類のタイプがあります。
ミニタワー
G-tuneゲーミングPCで最も主流なケースがミニタワータイプです。
エントリーモデルからミドルクラスモデルまで幅広いラインナップがあり、セット販売も豊富です。
また、近年人気が高まっているホワイトカラーのケースもミニタワータイプで用意されています。
ハンドル付きミニタワー
ハンドル付きミニタワーは、ミニタワーよりもさらに小型・軽量なケースです。
ハンドルが付いていて持ち運びが容易なので、イベント会場や友人宅でのゲームプレイにも最適です。
しかし、近年発売されている高性能なグラフィックボードは大型化しているため、搭載できるGPUが少ないため正直なところメリットを活かすのが難しいモデルと言えます。
フルタワー
フルタワーは、G-tuneゲーミングPCの中で最も大型なケースです。
RTX 4090などのハイエンドグラフィックボードを搭載したモデルにも対応しており、拡張性も非常に高いのが特徴です。
しかし、その分サイズがかなり大きく、実際に持ってみて一人での持ち運びは危険と感じました。
また、価格も3つのケースタイプの中で最も高価なので主にハイエンドユーザー向けといえるでしょう。
G-tuneのメリット
3年保証付き
G-tuneのほとんどのモデルには、3年間の無償修理保証が付いています。
これは、多くのBTOメーカーが提供する1年保証よりも2年も長い保証期間です。
万が一、PCが故障しても、無償で修理してもらえるので安心です。また、保証期間内であれば、部品交換にも対応してくれます。
私は6年間G-tuneのゲーミングPCを愛用していますが、これまで一度も故障したことがありません。しかし、3年間の保証があれば、たとえ故障しても安心です。
JeSU公認つきのモデルも存在
G-tuneは、日本eスポーツ連合(JeSU)の正会員として、プロゲーミングチームも利用する高性能なゲーミングPCを提供しています。
これねぇ~なかなか他のメーカーに搭載しているところがないからすごいぞ…!
JeSU公認モデルは、厳しい性能基準をクリアしたゲーミングPCで、プロゲーマーも認める高い性能を備えているので、快適なゲームプレイを楽しむことができます。
JeSU公認モデルは、3年よりも長い5年間の保証がついているのも魅力です。
でもこれどうなの?
うーん…はっきりといってほとんどの方にはあんまり意味ないね。
けど、JeSUに認定するぐらいだからかなり良いということだね。
公認されるということぐらいなので信頼性が高いという証拠でもあるでしょう。
セット商品のラインナップも豊富
G-tuneは、初心者向けのセット商品も豊富に用意されています。
セット商品には、PC本体だけでなく、モニターやキーボード、マウスなどの周辺機器も含まれているので、すぐにゲームを始められます。
これが結構豪華でモデルも豊富で
初心者でどれを選べば良いという質問があるならセットを買え!というね!
購入先も豊富「ただしAmazonより公式で買ったほうが安い」
G-tuneは、マウスコンピューターの公式通販サイトだけでなく、Amazonの大手通販サイトでも購入することができます。
しかし、同じモデルでも価格を比較したところ、マウスコンピューターの公式通販サイトの方が安い場合が多いです。
なんで価格差がつくの?
これは売り上げたときにAmazonへ売上手数料として支払うように仕組みがされているんだ。
一方でマウス公式は自前で持っているから手数料はかからない。
よほどの理由がない限り、G-tuneを購入する場合は、マウスコンピューターの公式通販サイトを利用することをおすすめします。
G-tuneのデメリット
ここまでG-tuneが公認するほど信頼の高いゲーミングブランドというのはわかったけど…
逆にデメリットを知りたいな!
そんなG-tuneだが、もちろん良し悪しもあるため、特にG-tuneを中心とした、デメリットをいくつか説明しておきます。
持ち運びケースの選択肢が狭い
G-tuneには、持ち運びに便利なハンドル付きミニタワーケースが用意されています。
しかし、このケースに搭載できるGPUは、画像で見ての通りRTX 4060シリーズやRX 7600シリーズといったエントリーモデルのみです。
これは前述の通り、GPUのサイズが大きすぎるのが原因で少なくなっているのが理由。
持ち運びやすさと性能を両立したい場合は、選択肢が限られてしまうという点に注意が必要です。
部品交換しづらい「正直買い替えしたほうが良いね」
G-tuneのPCは、部品交換が難しいという声があります。
私は過去にG-tuneのPCでメモリ増設を行ったことがありますが
正直ストレージ増設レベルでもさえ買い替えたほうが良いぐらい難しかった
PCに詳しくない方や、自分で部品交換するのは不安という方は、購入前に確認しておくことをおすすめします。
無理に部品交換しようとすると、PCを壊してしまう可能性もあるので、注意が必要です。
エントリーモデルが少し高い
G-tuneは、ハイクラスなゲーミングPCをメインに展開しているブランドなので、エントリーモデルの価格も他社製品と比べて少し高めです。
より安価なエントリーモデルを探している場合は、NEXTGEARなどの別ブランドを検討することをおすすめします。
G-tuneのおすすめPC
ここまでG-tuneの評判や具体的な解説について発信してきました。
G-tuneは昔からあるモデルで、現在のシェア率もトップクラスなため商品のラインナップ数もかなり多いです。
結局どれを選べば良いんだろう??
大体の方はおすすめの商品といった単純で解説しますが…
自分の場合は3つあるG-tuneのケースをそれぞれ1つずつ特筆できるおすすめのモデルを紹介していきます。
迷ったらとりあえずこのモデル!
G-Tune DG-I7G7S(RTX 4070 Super搭載セットモデル)
項目 | 内容 |
---|---|
PCのサイズ | ミニタワー |
CPU | Core i7 14700F |
GPU | Geforce RTX 4070 Super |
RAM | 32GB |
ストレージ | M.2 SSD 1TB |
電源 | 750wBRONZE |
保証 | 3年 |
その他 | セットで ロジックロールのキーボード、マウス、ヘッドセット Iiyamaモニター23.8インチモニター(165Hz)あり |
とりあえずな話。
とくにこだわりとかがなければ、こちらのセット品が個人的に1番無難だと私は思ってます。
スペック面では20コア(P:8+E:12)搭載しているCore i7 14700F、GPUはコスパ面に優れているGeforce RTX 4070 Super、メモリ32GBも搭載しているので十分すぎる水準と言えるぐらいです。
このPCの強さはどれぐらいなの?
具体的にこのPCどのぐらいまでのゲームができるかだが、マイクラではWQHDの影MODが60FPS程度、パルワールドがWQHDで100FPSぐらい、APEXは4Kでも十分に対応できるぐらいの高性能さがあります。
肝心な価格は約32万円、基本的に全部セットでこの価格なのでコスパは優れていると言えます。
あとはセットなのでこれ1つさえあれば、基本的なゲーミングセットは完了するので他のところとかは買わなくても済むのもメリットでしょう。
持ち運びをするなら
G-Tune PG-I5G60
項目 | 内容 |
---|---|
PCのサイズ | ハンドル付きミニタワーPC |
CPU | Core i5 14400F |
GPU | Geforce RTX 4060 8GB |
RAM | 16GB |
ストレージ | NvMe SSD Gen 4 1TB |
電源 | 750w電源 |
保証 | 3年 |
持ち運びをする、頻繁に引っ越しが多い方には、RTX 4060のモデルが良いでしょう。
スペックはゲームをするにはほぼ最小限の構成ですが
それでもマイクラの影MODがFHDでも60FPSは可能、APEX等は144FPS維持だって可能。
APEXが144FPSも維持できるなら十分じゃね??
とにかくコンパクト性を意識したい方にはこのモデルがおすすめ!
性能重視
G-Tune FZ-I9G90
項目 | 内容 |
---|---|
PCのサイズ | フルタワー |
CPU | Core i9 14900KF |
GPU | Geforce RTX 4090 |
RAM | 64GB |
ストレージ | 2TB |
電源 | 1200w Platinum |
保証 | 3年 |
ハイエンドモデルとなるフルタワーは、どうせなら最上位にしたほうがいいです。
基本的に殆どの場合、RTX 4070 Superの最初のモデルだけでも十分なスペックですのでこのモデルはこれでも足りない方向け。
このモデルを選別したのはCore i9 14900KFという24コア32スレッド、そしてなによりGPUがRTX 4090搭載という最強なスペック構成です。
このモデルでどんなことできるの?
RTX 4090でしかできないものと言えば、マイクラの影MODを8K環境で行う、AIイラストを高画質に生成したい、パルワールドを4K120FPSを維持したい、APEXを4K240FPS狙い、シティーズスカイラインズ2をプレイするというような形になります。
要するにガチゲーマー向けだね…
まずこのスペックで足りないというのはほぼ無いので、ほぼ100%の方は満足できると思います。
G-tuneに関するよくある質問
- G-tuneの中古のPCが売られているんですが、中古で買ってもいいですか?
-
結論から言えば非推奨。
近年は性能の伸びはハイエンドを除けばあまり伸びなくなっていますが、それでも物理的な寿命でどれぐらい使用したかどうかの不透明さや、性能面は問題なくても古いGPUだと使えない機能(特にDLSSやAI)があったりで差はあるためおすすめできません。
まとめ
今回はマウスコンピューターが販売しているG-tuneのブランドを視点に解説してきました。
G-tuneは昔からあるゲーミングモデルで現在までも高いシェア率を持っており、個人的に初心者ならおすすめできるゲーミングPCでもあります。
最近だとG-tuneのLCC版といえるNEXTGEARまで登場しているほどどんどん拡大してきています。
- Amazonでも販売している
- 日本eスポーツ連合(JeSU)の正会員であり信頼性も高い
- 保証年数が3年(公認だと5年)
- ミドルクラスはコスパ高め
- エントリーモデルの価格が高め
- ハンドル付きのミニタワーのモデルが少なめ