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RTX 4070 TiはMinecraftをより快適にプレイできるのか?

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この商品2024年1月4日のNVIDIAの発表によりRTX 4070 Ti superに置き換えられましたため、現在は生産終了しています。

グリーンリーブ

RTX 4070 TiではRTX 4070よりも性能が高いけど、どれぐらいのレベルで遊べるんだ?

うーん70番台と名乗っているGPUだけど、ポジションが難しいGPUだからね~!

んじゃ今回はRTX 4070 tiがマイクラで遊べるかについて調べてみよっか!

今回はRTX 4070 TiがMinecraftで遊ぶとしたらどれぐらいのレベルで遊べるのか解説しておくよ!

目次

RTX 4070 Tiのスペック概要

まずおさらいとしてRTX 4070 Tiのスペックは以下の通りだ。

スクロールできます
RTX 4070 TiRTX 3080 TiRTX 3070 TiRTX 3080
10GB
チップAD104GA102GA104/GA102GA102
CUDA76801024061448704
L2キャッシュ48MB6MB4MB5MB
メモリパス192bit384bit256bit320bit
メモリ形式GDDR6XGDDR6XGDDR6XGDDR6X
メモリ速度21Gbps19Gbps19Gbps19Gbps
メモリ帯域幅504GB/s936GB/s608GB/s760GB/s
メモリ容量12GB12GB8GB8GB
TDP285w350w290w320w
補助電源12VHPWR8Pin×28pin×28pin×2
バスインターフェースGen4×16Gen4×16Gen4×16Gen4×16
AmazonリンクAmazon発売終了販売終了販売終了

RTX 4070 Tiは元の名前がRTX 4080 12GBだったのを改名したモデルである。

現在の名前になった理由は更に上位モデルのRTX 4080 16GB(現:RTX 4080)と同じ型番なのに、メモリやメモリバスの違いだけじゃなく別番号と言えるほどの性能差と価格差があったため、不評を買い今の番号になった。

スペック詳細

スペック上はAD104のフルスペックモデルである7680基をすべて使用している

7680という数字はGA103と同じ容量だ。

一方でメモリについては以前から不満があった8GBから12GBに増設したが、その代わりにメモリパスが256bitから192bitへ減らされている。

一方でL2キャッシュ(4MB→48MB)の大容量化、GDDR6Xの速度向上で、メモリ速度は504GB/sまで低下を抑えられている。

TDPは290wから285wまでと僅かに下がり、推奨電源も750wから700wまで下がり以前のハイエンドPCでも取り扱いやすいPCになった。

Geforce RTX 4070 Tiの実性能

RTX 4070 Tiの実性能はRTX 3090 Tiと同等かつ少し超えると言われているが、果たして本当に同じなのだろうか?

ベンチマークサイトから参考にして比較してわかりやすくなったのがこちらだ。

NIVIDIA GPU比較【PassMark – G3D Mark】
RTX 4090
38875
RTX 4080
34732
RTX 4070 Ti
31655
RTX 3090 Ti
29834
RTX 4070
26836
RTX 3080 10GB
25363
RTX 3070 Ti
23759
RTX 4060 Ti
22563
RTX 3070
22473
RTX 3060 Ti
20589
RTX 4060
19451
RTX 3060
17116
RTX 3050
12989
GTX 1660 SUPER
12784
GTX 1650
7859
GTX 1630
4992

データの引用元:https://www.videocardbenchmark.net/high_end_gpus.html

やはりRTX 4070 TIの実性能はRTX 3090Tiより少し上程度である。

799ドルのGPUが以前のTITANクラスと言えるRTX 3090 Tiの価格が1999ドルのGPUを超えたのは、コスパがかなり良くなった。

そもそもRTX 3090 Ti自体が完全なTITAN RTXと言えるほど法外レベルに高額だったからコスパはだいぶ良いけど、699ドルもしくは799ドルで買えたRTX 3080と比較したらそこまでもと言えるのが実情

しかし、一方でPCユーザーから良く耳にするのがメモリ面の弱さが上げられる。
RTX 4070は前述の通り、192ビットしかなく解像度が高い、4Kになると性能が下がる傾向が出やすい。

そのため実際のゲーム性能ではフルHDやWQHDではRTX 3090 Tiより少し上回るか同じぐらいであるが、4KになるとRTX 3090程度まで下がってくると検証結果でも報告されている。

そのため4Kゲーミングの中では高フレームレートや8Kは難しいであろう

RTX 4070 Tiのマイクラ快適度

基本的なスペック面なところは以上として、次はいよいよMinecraftの具体的な快適度について解説していこう。

バニラ

バニラ環境では4Kであっても完全に余裕といえる状況である。

現状は発売されていないが、おそらくはRTX 3090 Ti程度の性能でマイクラのバニラ程度なら軽いので8Kでも問題なく動作は可能だろう。

ただし、Java版においては最適化の問題があるので、RTX 4070 Tiの性能を活かすのにはOptifineの導入が必須である。

影MOD【RTX】

統合版の影MODでも4Kのプレイは十分に可能である。

ただしチャンクが多いと重くなるためせいぜい20チャンク程度までであれば快適に遊べるというところだ。

影MOD【Java版】

WQHDぐらいまでなら余裕でプレイ可能、4K程度なら設定を妥協すれば可能である。

ただし影MODと一緒に工業等の重いMODを入れたり、素であっても4K画質のプレイは厳しく、もう少し性能が高いGPUがほしいところである。

SEUSで4Kで遊ぶなら最低でもRTX 4080以上はほしいところね
他の影MODをみるなら「2024年版!マイクラおすすめ影modの26個紹介と推奨GPUとPCをガチ解説!」にて解説

配信・動画投稿

メモリが12GBあるものの、メモリパスが192bitと狭めであることがとにかく4K環境ではかなりのネックであろう。

性能的にWQHDもしくは4Kの60Hzまで行けそうだが、ゲーム市場と異なり動画配信市場では中途半端なサイズのため推奨されない

理由として今の時代では影MODなどを入れてプレイすることが多いことや、現在のYoutubeの画質相場となればフルHDの60FPSぐらいが使われることが多いためである。

4Kはたまに見かけるが、WQHDサイズ上限のYoutube動画は見たことない。

というようなことからRTX 4070 Tiをマイクラで使うのであればFHDの動画や配信が良いことになる。

場面によっては4Kでも可能と言えるだろう。

Youtubeの動画については「Youtubeにアップロードする画質サイズは?」にて公開しているのでよければぜひどうぞ※日本語版のみ展開

RTX 4070 Tiのマイクラおすすめ度

RTX 4070のGPUを使っていくのであれば以下の環境もしくはモニターが最適格とも言える。

基本的にはフルHD~4Kでも問題なく行けてしまうが、重たいものを考えればWQHDぐらいまでが現実的だろう。

RTX 4070 Ti
バニラフルHD 500Hz/4K 240Hz
統合版影MODフルHD 144Hz/4K 144Hz
Java版影MOD【FHD】FHD 240Hz
Java版影MOD【WQHD】WQHD 144Hz
Java版影MOD【4K】4K 120Hz
MODプレイ【10個】
MODプレイ【30個】
動画編集・録画4K 60FPS
配信プレイ【バニラ】4K 60FPS
配信プレイ【影MOD】FHD 60FPS
16チャンク程度、影MODはSEUSを参考

RTX 4070 Tiとの組み合わせ

RTX 4070 TIは同じ70番台と言えないほどの高度な立場にいるため、考え方としてはRTX 3070 Tiの置き換えと言うよりRTX 3080 12GBRTX 3080 Tiという感じで見ておいたほうが良いだろう。

そのため高度なCPUやモニターが特にほしいところだ

CPU

RTX 4070 Tiの性能は以前のハイエンドGPU暮らすと言えるほど非常に高い、CPUがボトルネックしやすいと言われているほどだから高性能なCPUがほしいところだ。

おすすめのCPU構成との組み合わせは以下の通りだ。

intel Core i5 13600K、14600K
intel Core i7 13700、13700K、14700K
AMD Ryzen 7 7800X3D
AMD Ryzen 9 7900X3D、7900X、7900
intel Core i7 14900K
intel Core i9 13900、13900K
AMD Ryzen 9 7950X、7950X3D
AMD Ryzen 7 7700X、7700 

モニター

RTX 4070 Tiを使うのであれば基本的にはFHDが60Hz~500Hz、WQHDが60Hz~144Hz、4Kが60Hz144Hzぐらいが適正とも言えるだろう。

マイクラは汎用性が高いために使い所にもよるので一概にも言えないが、影MODやMODを使うのであれば60Hz、FPSゲームなども遊ぶのであれば144~500Hzモニターがおすすめだ。

FPSゲームで遊ぶなら

APEXなどの高フレームレートのゲームで遊ぶのであればこちらのモニターがおすすめだ。

高フレームレート標準の240Hzよりも高い280Hzまで対応しており、280FPS体感を味わえる。
ただしHDMIが2.0規格なので少し性能が下がる。

4Kで遊ぶなら

RTX 4070 Tiは4Kでも十分にあそべていく

ただし前述の通りメモリ面に難があるため、重い解像度になると性能が出なくなってしまうため、影MODでは60Hz、それ以外であれば144Hzぐらいが良いだろう

60Hzであれば「日本エイサー Acer ゲーミングモニター Nitro KG282Kbmiipx 28インチ IPS」。

144Hzモニターであれば「ASUS ゲーミングモニター TUF Gaming VG28UQL1A 28インチ」がおすすめである。

こちらは8万円台で購入できる。

ただし、RTX 4070 Tiはフレームレートが出づらいので、オール144FPSで維持するのは難しいであろう。

RTX 4070 Tiのおすすめ単品

RTX 4070 Tiは元々の設計が400w前後を前提にしていたのか、全体的にGPUのサイズが中間クラスにしては全体的に大きく、さらに言えばRTX 3090 Tiよりもサイズがでかいためケースに収まるか確認しておきたい

3ファンモデルがほとんどで2ファンモデル以下はほとんど存在しない。

ただしサイズがでかすぎるおかげか、どのモデルも静音性が高く、冷却性も高い状況だ。

価格相場はモデルやメーカーにもよるが最安で¥114,000(2023年11月現在)と言ったところだ。

スクロールできます
順位製品名Amazon
リンク
おすすめ理由
1位Palit(パリット) GeForce RTX 4070 Ti JetStream 12GBAmazon価格が安く、手頃で買いやすいモデル。
2位MSI グラフィックスボード
GeForce RTX 4070 Ti VENTUS 3X 12G OC 
AmazonOCが可能なモデルで、ユーザーに人気があるモデル。
通常価格は高めだが、セールで安くなることが多い。
またこの商品はプライムの対象商品でもある。
3位GIGABYTE NVIDIA GeForce RTX4070TiAmazonカードの長さとデカさが目立つRTX 4070 Tiの中では比較的小さい方で取り扱いやすいモデル
またこの商品はプライムの対象商品でもある。

なお、どうでもいいかもしれないが、RTX 4070 Tiには改番の関係かFE版は存在しないためすべてボードメーカーからの発売となる。

まとめ

今回はRTX 4070 Tiがマイクラを遊ぶことができるかどうかについて解説してきた。

RTX 3090 Tiとほぼ同等スペックを出せる高性能なGPUであることには間違いないが、その一方で価格は799ドルと従来の80番台クラスと言えるほど高価なモデルだ。

マイクラでも影MODを使わなければ4Kで余裕で遊べる一方で、メモリの弱さが原因で一部の重い影MODを使用すると4K環境では厳しくなる場面も。

動画配信では性能的にはWQHDもしくは4Kが最適格だが

4K環境ではJava版の影MODを使うにはRTX 4070 Tiには少し足りない、Youtubeの市場では4KFHDとは異なってWQHDを上限にした動画は見たこともなく、フルHDの動画配信の60FPSが良いのだろう。

という感じだ。

以上を持ってRTX 4070 TIでのマイクラ解説は終わりとする。

もし参考になったら幸いである。

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