エックスサーバー(現;シンクラウド株式会社)はXserver VPS、Xserver For Gameに続いて2023年に第3のVPSサーバーとしてシン・VPSがリリースされました。
上記2つはマイクラのサーバーとしてよく利用されており、満足も高いです。
一方で
- シン・VPS環境でマイクラのマルチサーバーのおすすめプランは?
- シン・VPSでのマイクラにおけるデメリットは?
- シン・VPSの価格は?
こういった疑問があるでしょう
そこで今回の記事では以上の3つをお悩みをもとに具体的に評価をまとめていきます!
この記事で見るとわかること!!
- シン・VPSのマイクラユーザーにおすすめプラン
- シン・VPSのメリット、デメリット
- シン・VPSのプランの詳細と料金(1ヶ月、12ヶ月)
シン・VPSとは?
シン・VPSは、シンクラウド株式会社が提供するVPSサービスです。
高速なMvMeSSDストレージとEPYCによる高性能CPUを搭載しており、性能が問われるマイクラサーバーのMOD運用におすすめです。
シン・VPSは、2023年4月にサービスを開始した比較的新しいサービスです。
しかし、元々の運営元がXserverだったこともあり、すでに多くのユーザーから支持を得ており、高い評価を得ています。
シン・VPSのデメリット
シン・VPSには、以下の3つのデメリットがあります。
1. 最低でも3ヶ月以上の契約が必須
シン・VPSは、最低利用期間が3ヶ月となっています。
他のVPSサービスでは、1ヶ月から利用できるものが多いですが、シン・VPSはそれができません。
そのため最低でも3ヶ月の料金もかかるため初期費用が高いのがデメリットと言えるでしょう。
なので確実に長期間遊ぶよ!という方におすすめだね!
2. 64GBプランがない
シン・VPSは、メモリ32GBまでのプランしか提供していません。
そのため、大規模なサーバー等でより多くのメモリが必要な場合は、他のVPSが良いでしょう。
しかし、実際のところはマイクラにおいては基本的にForgeのMODサーバーでもさえ16GBぐらいあれば十分なので、このデメリットはほぼ実質ないものと言えるでしょう。
3. 無料お試し期間がない
シン・VPSは、無料お試し期間がありません。
更に上記の通り最低でも3ヶ月の契約は必須となるので初期費用が高く付くのがデメリットと言えます。
ただ、サーバーそのものがほとんど大手のサーバー会社、エックスサーバーのものと一緒なので性能面については問題ないです。
シン・VPSのメリット
一方でシン・VPSには、以下の5つのメリットがあります。
1. Xserver For Gameとほぼ一緒のUIパネル
シン・VPSは、元々がエックスサーバー株式会社だったため、Xserver For Gameとほぼ同じUIパネルを採用しています。
そのため、Xserver For Gameを使ったことがある人なら、すぐに使い始めることができます。
また、初心者の方でもわかりやすいような見た目なのでマイクラをある程度の知識さえあればなんとかできるぐらい簡単です。
でも万が一どうしてもわからない場合はどうするんだ?
その場合もご心配なく。
公式サイトに公式マニュアルがわかりやすく記載しているので、どうやるのかを具体的な説明が書かれています・
2. 扱えるForgeのバージョンが広い
シン・VPSは、1.12.2から1.20.2まで、幅広いバージョンのForgeに対応しています。
- 1.20.2
- 1.20.1「おすすめ!」
- 1.20
- 1.19.4
- 1.19.3
- 1.19.2
- 1.19.1
- 1.19
- 1.18.2
- 1.18.1
- 1.18
- 1.17.1
- 1.16.5
- 1.16.4
- 1.16.3
- 1.16.2
- 1.16.1
- 1.12.2
そのため、自分のプレイスタイルに合ったバージョンを選ぶことができます。
1.12.2や1.16.5などもあって、いろんなバージョンで遊べるのはいいね!
昔のMODとかも楽しめるため、1.12.2でも楽しめるでしょう。
3. 高性能なserver採用で非常に高速
シン・VPSは、より高速なMvme SSDストレージと高性能CPUを搭載しており、非常に高速な処理速度を実現しています。
プレイをすればするほど突然重くなりがちなマイクラサーバーの運用に最適です。
4. ストレージ容量も非常に多い
シン・VPSは、一番低い512MBプランでも30GB、最大プランでは1600GBのストレージ容量を備えています。
結構大きいなストレージね・・・
でも、ほかはどうかな??
他のVPSと16GB比較した表は以下のとおりです・
シン・VPS | Xserver For game | Conoha For Game |
---|---|---|
800GB | 100GB | 100GB |
大規模なマイクラサーバーでも安心して運用することができます。
5. 手厚いサポート体制
シン・VPSは、電話、メールによるサポートを提供しています。
メールサポートは24時間365日対応しているため、いつでも対応してもらえるでしょう。
シン・VPSのプラン比較
シン・VPSのプランの具体的なスペックや価格はどれぐらいなんだろう
それぞれメモリ容量、CPUコア数、ストレージ容量が異なり、価格も異なります。
具体的な7つのプランは以下の通り。
メモリ/プラン | CPU | ストレージ | 月額料金 |
---|---|---|---|
512MB | 1コア | 30GB | 900円 |
1GB | 2コア | 100GB | 1150円 |
2GB | 3コア | 150GB | 1,850円 |
4GB | 4コア | 200GB | 3,600円 |
8GB | 6コア | 400GB | 7,200円 |
16GB【MODにおすすめ!】 | 8コア | 800GB | 14,400円 |
32GB | 12コア | 1600GB | 28,800円 |
シン・VPSは、512MBから32GBまでの7つのプランを提供しています。
最小の512MBが700円程度(1ヶ月)から、最大スペックとなる32GBは25600円(1ヶ月)からになっています。
うわー!いっぱいあるわね~!
マイクラを選ぶのはどれがいいんだろう??
シン・VPSでおすすめのプランは?
シン・VPSは、512MBから32GBまでの7つのプランを提供しています。
それぞれメモリ容量、CPUコア数、ストレージ容量が異なり、価格も異なります。
結局どれを選べばいいんだろ??
というかもしれません。
そこでここからはマイクラマルチサーバーのおすすめプランを具体的に解説をしていきます。
2GB以下のプランは絶対におすすめしない
おすすめプランを言う前に、まずは前提としてやめておいたほうが良いプランが「2GB以下」のクラスたちです。
性格には2GB以下の3つのプラン「512MB」、「1GB」、「2GB」はマイクラのマルチプレイをするなら絶対に選ばないほうがいいです。
んん?どうしてなんだ??
これは過去に別のサーバーで、メモリ容量が低いプランでマイクラサーバーを運用したことがありますが
冗談抜きでカクつきや処理落ちが頻繁に発生し、すごいストレスになってイライラした経験があります。
マジ本当に後悔するから少ないプランは安物買いの銭失いになりかねない。
快適なプレイ環境を実現するためには、メモリ容量やCPUコア数は十分に確保する必要があるため、せめて4GB以上、できれば8GB以上が望ましいでしょう。
MOD(Forge)サーバーは16GBが推奨
MODのジャンル、個数、プレイヤー人数によって必要なメモリ容量は異なりますが
基本的にMODサーバーで遊んで無難な選択肢として16GBがおすすめでしょう。
16GBもあれば、将来的に処理が重い大きなMODを追加したり、友達とかのプレイヤー人数が増えて急に重くなる展開が来ても余裕で動くことができるでしょう。
価格はかなり高く手頃じゃないものの、MODは急に重くなることがよくあるので、あらかじめ余裕を持ったスペック構成が望ましいし、また壊れるリスクも少なくなるので心の余裕をもって楽しくプレイができるでしょう。
MODなしなら無難で8GBがおすすめ
MODを導入しない場合は、最低限4GBプランでも動作しますが
長期的にプレイしたりレッドストーンと言った重い処理に対応するとサーバーの負荷が大きくなり、4GBでもさえあっという間に重くなります。
快適なプレイ環境を維持するためには、MODがなくてもできれば8GBプランを選ぶことをおすすめします。
これはさっきの余裕をもったスペックと一緒ね
なぜ8GBなのかをもう少し詳しく
ほかのサイトは4GBを推奨しているのになんでここでは8GBがいいの?
どのゲームもそうですが、基本的にプレイをすればするほど重くなるのは当然です。
メモリがギリギリな運用になると前述の通り突然処理落ちしたり、最悪ワールド破損してしまうリスクが高まります。
しかし、マイクラの場合はあることをすることをきっかけに突如重くなり、それ以降はメモリの消費量も以前に戻らなくなります。
特にレッドストーン関係や大量MOB、コマンド系などはメモリの量が増えるのでそういった突然な重さ対策のためにやはりワールドを守るためにも余裕が望ましいです。
まとめ
今回はシン・VPSのマイクラのマルチサーバーを前提にメリット、デメリット、おすすめプランを解説をしていきました。
最後に以上のことをまとめると以下の通り!
シン・VPSの弱み
- 最低でも3ヶ月以上の利用期間必要(初期費用が高い)
- 64GBプランが存在しない(しかし16GBあれば十分なのでデメリットとしては微妙)
- 無料お試しがない
シン・VPSの強み
- CPUやストレージ等のスペックが高い
- ストレージ容量が非常に大きい(最大1600GB)
- 手厚いサポート(メールが24時間対応)
- UIパネルが使いやすい!万が一わからなくても公式マニュアルがあるため理解しやすい
- Forgeのバージョンも広い(1.12.2も対応している)