今回は様々なVPSのサービスの一つ、ABLNET VPSについて解説していきます。

ABLENETには他に仮想デスクトップがあるけど、ここではVPSを紹介する。
ABLENET VPSのキャッチフレーズは「LOW PROCE& STABLE」
ABLENET VPSのキャッチフレーズは「LOW PROCE& STABLE」
意気込みとして「メモリ搭載量のコストパフォーマンス、低価格でも安定の稼働率99.99%以上」となってます。
果たしてこれは本当なのでしょうか?
これからじっくりと紹介していきます。
実績
20年以上における安定した稼働サービスをしている模様で、口コミによれば実際にみなさんからも使われることもおおいようです。
ABLENET VPSの機能・サービス
10日間のお試し


ABLENET VPSは、10日間の無料でお試しをすることができます。
多くのVPSが無料お試しがない中でこの無料サービスがあるだけでかなりありがたい要素ですね!
リソース変更サービス
変化に応じて、CPUやメモリ、HDD、グローバルIPアドレスなどのリソースをスケーラブルに変更が可能になってます。
この機能を簡単に説明すると、性能が足りなくなって満足にプレイができなくなってきた際に、プランをそのままにスペック強化をするための有料サービスです。
このサービスのおかげでマップなどのデータを移動の手間を省きこのままの状態でプレイをすることができるという意味を指します。
このサービスの注意点としてはハードウェアそのものを変更するものなので、電源ON/OFFの再起動の必要の他、場合によってはサーバーの移動や初期化、IPアドレスの変更など必要になる場合があるなど、基本的に上級者向けの機能と言っていいでしょう。
プラン一覧








CPUは1コアから、メモリは0,5GBから、HDDは10GB、IPアドレスが1個から増やすことができます。
なお、ここで注意点としてHDDを除いて、プランごとに上限が設けてますので無限に増やせるわけではない点を留意しましょう。
オプション
ハードウェアの増加
リソース変更のようにハードウェアを最初からカスタマイズして増やすことができます。
なお、こちらのオプションでは最初から増加するためであるので、基本的にリソース変更とはあまり変わらない。
ABLENET VPSが対応できるOS・アプリケーションテンプレート
OS
VPSプラン | ||
初期OS (テンプレート) | Ubuntu Server 20.04 LTS AlmaLinux 9.1 / AlmaLinux 8.7 Rocky Linux 9.1 / Rocky Linux 8.7 Oracle Linux 9.1 / Oracle Linux 8.7 CentOS Stream8 CentOS 7.9 Minecraft Server(ubuntu/java)/Minecraft Server(ubuntu/Integrated) ※初期化ツールで即時利用可能なOS | |
インストール可能なOS (メディアからブート可能) | CentOS Stream9 ※1 CentOS Stream8 ※1 CentOS 8 ※1 CentOS 7.9 ※1 CentOS 7.7 CentOS 6 x86_64 / i386 CentOS 5 x86_64 / i386 | |
Rocky Linux 8.7 ※1 | ||
AlmaLinux 8.7 ※1 | ||
Oracle Linux 8.7 ※1 | ||
Ubuntu Server (Kinetic Kudu) 22.10LTS amd64 ※1 Ubuntu Server (Jammy Jellyfish) 22.04LTS amd64 ※1 Ubuntu Server (Focal Fossa) 20.04 amd64 ※1 Ubuntu Server (Bionic Beaver) 18.04LTS amd64 Ubuntu Server (Xenial Xerus) 16.04LTS amd64 / i386 Ubuntu Server (Trusty Tahr) 14.04LTS amd64 / i386 | ||
Debian 11 64bit Debian 10 64bit Debian 9 64bit / 32bit Debian (jessie) 8.4.0 64bit / 32bit Debian (wheezy) 7.8.0 64bit Debian (wheezy) 7.2.0 32bit | ||
Fedora Server 36 x86_64 ※1 Fedora Server 35 x86_64 ※1 | ||
FreeBSD 13.1 amd64 FreeBSD 12.4 amd64 FreeBSD 11.4 amd64 FreeBSD 10.4 amd64 / i386 | ||
NetBSD 9.2 | ||
OpenBSD 7.0 | ||
DragonFly BSD 6.0.1 | ||
openSUSE Leap 15.3-3 ※1 | ||
archlinux-2022.02.01-x86_64 | ||
OpenIndiana Hipster 2020.04 Live DVD | ||
slackware 14.2 64bit | ||
SystemRescueCd 8.07 | ||
※1 :メモリ1GB以上が必要です。 ※ 上記OSにつきましては、OS標準のインストールメディアでの御提供となります。 ※ インストールおよび基本的な動作確認を行っておりますが、完全な動作保証を行うものではございません。 |
ソフトウェア
ソフトウェア | |
---|---|
ドメイン管理(DNS) | ABLENET®管理ドメインにつき1つ付与(※) |
SSH / SFTP/ FTP | 目的に合わせてご自身でインストールしてください |
Webサーバー | Apache / Lighttpd / Nginx など、ご自由にインストール可能です) |
SMTPサーバー | (Sendmail / Postfix など、ご自由にインストール可能です) |
POP3/IMAP4サーバー | (Sendmail / Postfix など、ご自由にインストール可能です) |
データベース | (PostgreSQL / MySQL / SQLite など、ご自由にインストール可能です) |
スクリプト言語 | (PHP / Perl / Ruby / Python など、ご自由にインストール可能です) |
コンパイル環境 | (GCC / LLVM / Clang など、ご自由にインストール可能です) |
その他 | (EC-CUBE / ZenCart / osCommerce / WordPress / Git /Scala / Ruby on Rails / Play flameworkなどなど、任意のアプリケーションやツールをご自由にインストール可能です) |
ABLENET VPSのスペック
ABLENET VPSが掲載しているスペックは以下の通り。
CPU | 非公表 |
---|---|
メモリ | 非公表 |
主ディスク装置 | RAIDサブシステム(RAID-10、RAID-1) |
オペレーティングシステム(OS) | Linux |
残念ながら肝心のCPUやメモリなどは公開されてませんでした。
しかし、ある情報によれば
ABLENET VPSの速度かなり早いんだけど?
といった情報があったので、もしかするとCPUなどはかなり良いものを使っているかもしれません。
一方でディスクはRAIDを使っている模様。



ちなみにRAIDは「HDD」などを複数組み合わせにより仮想1台にすることを意味する。
なお、価格表によればSSDもしくはHDD(V5はなし)と記載されていました。
なので一応SSDなども採用されているみたいです。
ABLENET VPSの価格
プランは以下の6つあり、エイブルネットではV1がおすすめされています。


全体的に見れば、CPUやメモリはもちろんのことですが、なんとSSDの容量などもかなり大きい点も注目。
特にV2とV3ではメモリの容量が大きく違っていることに確認。
2.5GBと6GBでは3倍近くで、しかもこの数値の違いは体感的に違ってくるほどの大きさといえます。



注意点としてV0プランはマイクラサーバーとして使えないので必ずV1プラン以上を選ぶと言いでしょう。
しかし、一見しても競合相手がどれほどなのかわからないので今回も比較してみました。
競合相手との比較①:6GBと4GB
まずはポピュラーとなる、中間クラスの比較。
ABLENET VPSでは4GBがないので価格と性能が近いV3プランの6GBで比較。
V3 | Xserver VPS | Conoha VPS | |
---|---|---|---|
月額 | ¥2.914 | ¥1,700 | ¥3,062 |
CPU | 4コア | 4コア | 4コア |
メモリ | 6GB | 4GB | 4GB |
SSD容量 | 100GB | 100GB | 100GB |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
メモリはV3プランが6GBなので、スペック面では勝利。
一方で価格はConoha VPS寄りだが、わずか安めいるだけじゃなく、メモリも6GBもあることもあってXserver VPSとほぼ同等と言える価値がありそうです。
競合相手との比較②:10GBと8GB
次はハイクラスの8GBプラン。
こちらも同じく8GBプランがないので10GBプランのV4プランで代用。
V4 | Xserver VPS | Conoha VPS | |
---|---|---|---|
月額 | \5,218 | ¥3,201 | ¥6,124 |
CPU | 5コア | 6コア | 6コア |
メモリ | 10GB | 8GB | 8GB |
SSD容量 | 200GB | 100GB | 100GB |
初期費用 | ¥0 | ¥0 | ¥0 |
すると以外なことにメリットやデメリットがはっきりと分かる結果になりました。
まずCPUのコア数はほかが6コアなのに対し、5コアになっておりこの辺は少しだけですが見劣ることになりました。



それでもまあ、オプションで1コア¥550を増やしたとしても価格(¥5,768)が下回るので、基本的には足りなくなければあまり気にしなくても良いと思います。
価格に関しては中間になっているが高額よりになっているので格安というよりかはスペックでと言った考えでよさそうです。
そして強みといえば、メモリやSSDの容量。
メモリは前述の通り8GBプランが存在しないので、10GBであるが、2GB多いのが逆に嬉しいプランと言えるでしょう。
マイクラの11人以上でプレイをしていく際に8GBだと少し心もとないところなので良いところでの結果になりました。
SSD容量に関しては多くが100GBに固定されている中で200GBもあるのでたくさんのデータを取り扱うところではかなり嬉しいポイント言えるでしょう。
おすすめVPSプラン
マイクラでVPSを使うなら、V3以上がおすすめ。
理由としては1.18以降は少人数でもメモリが4GB以上が推奨されているためであり、実際にかなり重くなっています。
ABLENET VPSの解約方法
解約方法として2つあり。
1つ目がABLEパネルからログインした上で「解約申請」→解約の希望日を選択した上で「解約申請を行う」をクリックすればできます。
もう一つの方法として「VPS解約届」をダウンロードした上で、必要時効に記入、押印したうえで運営に送信すれば処理することができます。



基本的に個人であれば1つ目の方が圧倒的にコスパが良いから基本は上な!
ABLENET VPSの支払い方法
お支払い方法はクレジットカード支払いもしくはコンビニ支払いのみで、クレジットカードのみ月額払いが可能になってます。
クレジットカードではVISAなどの6社に対応。
コンビニ支払いでは全国36000店舗に対応しているのでよほど田舎じゃない限りはすぐに対応ができると思われるので困ることはないでしょう。
なお、基本的に領収書や請求書が発行されないので、簿記の記帳をする際、クレジットカードのカード会社の明細やコンビニ支払い表の控えを領収証としていくことになります。



データの消去すると認められない可能性があるから万が一のためにバックアップはしておいたほうが良いかも!
ABLENET VPSの口コミ
良い口コミ
良い口コミの方では比較でも言ったどおり、性能に優れているところだろう。
個人的にSSDの容量が多いのは非常に強みではないかという。
悪い口コミ
エイブルネット VPSでの悪い口コミで目立ったのは通信が不安定なこと。
環境によるものの、やはり外れを引いたものでは不安定になりがち…
ABLENET VPSのおすすめできる人とできない人
ABLENET VPSをおすすめできる人とできない人のまとめてみました。
ABLENET VPSのまとめ
ABLENET VPSはやはり性能面が強みと言えるものでした。
多くの方が大手2つを勧めがちですが、こちらでも一見すれば価格が高いのですが前述の性能で見ればコスパ的に悪くはなく、相場通りなところでした。
ぜひとも迷っていれば、ABLENET VPSで体験して始めていくのもいいでしょう。