G-tuneの系譜を受け継ぎ、さらにお求めやすい価格で登場したマウスコンピューターの新ゲーミングPCブランド「NEXT GEAR」。
しかし、その実力はいかに?
G-tuneとどこが違うのか?いまいちわからない・・・
このブログ記事では、NEXT GEARの特徴から、G-tuneとの違い、そしておすすめモデルまでを徹底解説します。
今回の記事はデスクトップPCを買う前提に解説します。
NEXT GEARはG-tuneのLCC版みたいなもの
NEXT GEARは、いわばゲーミングPC業界におけるLCC的存在と言えるでしょう。
飛行機とゲーミングPCはぜんぜん違うので比較するものじゃないが、やっている感じがかなりLCCと似ているからです。
従来のマウスコンピューターゲーミングPCブランド「G-tune」の上位モデルの性能を継承しつつ、徹底的なコスト削減によって、より求めやすい価格を実現しています。
ローコスト…てことは性能はガタ落ちじゃ…?
基本的にG-tuneとほとんど性能面では大きな妥協はありません。
NEXT GEARもG-tuneと同様に最新の高性能CPUやGPUを搭載し、快適なゲーミング環境を提供します。
逆に販売からすれば古いものとかはあんまり起きたくないんじゃよ
PCは最新というのが命だから、古くなれば売れないから
また、カスタマイズオプションも豊富に用意されているため、自分のニーズに合ったゲーミングPCを組み上げることができます。
NEXTGEARtoG-tuneとの違いはなにか?
G-tuneのLCC版ということはわかったけど…
具体的にもっとG-tuneと何が違うのか教えて欲しい!
G-tuneとほぼ一緒のNEXTGEARだが、よくよく調べてみたところG-tuneとかなり違っていること判明しました。
でも正直に言えば、買ってみてからじゃないと不便というわからない部分もかなり多いね。
とはいえゲーミングPCという基本最低限なところはほとんど同じなので、G-tune何を差別化しているのか具体的に解説していきます。
価格がかなり安い
NEXT GEARの最大の特徴は、G-tuneと比べて圧倒的に安い価格です。
徹底的なコスト削減により、G-tuneの上位モデルと同等の性能を持ちながら、12万円台から購入可能となっています。
高いものであればあるほど価格差は大きいね。
例えば、G-tuneの「MASTERPIECE シリーズ」とNEXT GEARの「IMPERIAL シリーズ」を比較してみると、同等のCPUとGPUを搭載したモデルでも、NEXT GEARの方が1万円以上安く販売されています。
ケースは基本的に1種類で統一している
NEXT GEARでは、G-tuneのミニタワーとフルタワー合計3種類からミニタワーのみの1種類へとケースを削減しています。
これは、製造コストの削減だけでなく、生産性を向上させることにもつながっています。
ケースって割と高いんじゃよね…(¥5,000~)
工場とかは同じものを作ると安いから1種類にして原価を下げている
シンプルながらもスタイリッシュなデザインで、どんなお部屋にも馴染むでしょう。
余剰パーツがほぼなし
NEXT GEARでは、G-tuneとは異なり、余剰パーツが基本的に付属しません。
これは、廃棄物の削減やコスト削減のためと考えられます。
実際に余っているコードとかもほとんど使わないからこれはこれで初心者の方には助かるかもね
ただし、拡張ストレージの増設などを行う場合は、別途電源ケーブルなどを購入する必要があります。
出荷がG-tuneに比べて遅め
NEXT GEARの出荷は、G-tuneに比べて少し遅めです。
実際に6月12日にカスタマイズ画面を確認したところ、G-tuneは6月17日出荷予定なのに対し、NEXT GEARは6月19日出荷予定となっていました。
飛行機の到着でも大手が優先的になるよね…
時期にもよりますが、基本的にG-tuneやDAIVといった高級モデルから優先されるそうで、繁忙期になるとその差はかなりひらきます。
また、G-tuneには翌日配送オプションがありますが、NEXT GEARにはありません。
そのため、すぐに翌日にPCが欲しいという方には不向きかもしれません。
そういう場合はドスパラとかマウスのG-tuneで買うのが良いね!
Amazonに出店してない
G-tuneはAmazonにも出店していますが、NEXT GEARはAmazonで購入できません。
これは、Amazonの販売手数料を節約するためと思われます。
しかし、G-tuneの場合でも、公式サイトで購入した方が安いため、基本的に公式サイトで購入した方がお得です。
拡張カードを拡張する際に一度外すと二度と戻せない
NEXT GEARには、拡張カードを増設する際に注意が必要な点があります。
それは、拡張カードを固定するネジがゴム製であることです。
これはコストダウンで行っているんよね…
このネジは、一度外すと元に戻すことができません。
普通のPCは鉄製だから足りなくなったなといったときには不便かもな
そのため、拡張カードを増設する場合は、慎重に作業する必要があります。
CPUは基本的にAMDのRyzenで統一
NEXT GEARのCPUは、基本的にAMDのRyzenシリーズで統一されています。
同じ価格か安く買えそうななぜかIntel製のCPUは選択することはできません。
また、搭載されているRyzen CPUも最上位はRyzen 7 9800X3D(8コア16スレッド)までとなり、クリエイティブ用途での利用にはやや非力と言えるでしょう。
動画編集や3DCGなど、高負荷な処理を行う場合は、G-tuneやDAIVの方が適しているかもしれません。
エントリー~ミドルだとAMDのCPUでもIntelのCPUもあんま差がないからこれはIntelかAMDといった好みの問題だけだね
また、クーラーについてもCPU純正のクーラーが付属しているものが使われており、こちらもコスト削減が徹底されていることが伺えます。
ハイエンドGPUが不採用
NEXT GEARには、RTX 4090などのハイエンドGPUは搭載されていません。
これは、あまり需要がないハイエンドモデルは製造原価を上げてしまうのを防ぐコスト削減のためなのと、格安となるPCとハイエンドでは相性が悪いと考えられます。
他にもサイズがでかすぎるRTX 4090はケースが入り切らないというのもありそうだが、それよりもサイズが小さいRTX 4080 Superでもさえないからこれ多分半分違うと言えそう。
ただしG-tuneのミニタワーにはなかった、RTX 4070 Ti SuperはNEXT GEARには僅かながらありました。
4Kゲーミングをするなら最低でもRTX 4070 ti superは欲しいので、ひとまず格安PCでも4K入門としての意味でも楽しめます。
より快適なプレイを求める場合は、G-tuneのハイエンド(フルタワー)モデルを検討するのも良いでしょう。
一方、エントリークラスのRTX 3050はNEXT GEARのみで選択可能となっており、低価格でPCゲームを始めたい方にとっては魅力的なオプションと言えるでしょう。
GPUにもちゃんとユーザー層を明確にしていることがわかるね!
カスタマイズがほぼできない
BTOといえばカスタマイズをすることが売りですが、NEXT GEARは、G-tuneと比べてカスタマイズの自由度が低めです。
もともとマウスはカスタマイズがそこまで多くはできない方ですが、NEXT GEARはメモリの容量とストレージ容量の増設ぐらいです。
そのため、より細かいカスタマイズをしたい方は、G-tuneの方が適していると言えるでしょう。
マザーボードのグレードも格安しか使用してない
NEXT GEARのマザーボードは、G-tuneに比べて格安グレードのものが使用されています。
これは、コスト削減のためと考えられます。
マザーボードの格安の問題についてだが…
これはUSBポートとか無線Wifiが使えないと言ったのが欠点があるから。
格安グレードのマザーボードは、機能や拡張性が限られているというデメリットがあります。
しかし、ゲーミング用途であれば、十分な性能を発揮することができます。
M.2スロットの拡張がまったくない
NEXT GEARは、M.2スロットの拡張がほとんどできません。
M.2スロットは、SSDなどの高速ストレージを接続するためのスロットです。
M.2スロットの拡張ができないということは、ストレージの増設や換装が困難であることを意味します。
ただし、標準で十分なストレージ容量が搭載されているため、一般的には問題ないでしょう。
G-tuneと変わらない点
ここまで違ってくると、ちゃんとG-tuneとの差別化は図っているね…
逆に…
これまで、NEXT GEARとG-tuneの違いについて詳しく解説してきました。
しかし、実は両モデルには多くの共通点も存在します。
ここでは、意外と知られていないNEXT GEARとG-tuneの類似点についてご紹介します。
実用面ではほとんど性能差がない
NEXT GEARとG-tuneは、搭載されているCPU(AMD)やGPUなどの主要パーツがほとんど同じです。
GPUやマザボの製造メーカーは少し違うけど
でも実用的にはあんまない
そのため、ゲームなどのパフォーマンス面では、ほとんど差がありません。
それでいて同じスペックでも価格が何万円も差があるほど安い。
画像のやつだとメモリ容量が2倍ぐらい違うが、仮にNEXT GEARを32GBにカスタマイズしたとしても3万円ぐらい安かったね。
(ただし、RTX 4070 Superの場合)
ハイエンドモデルを除けば、NEXT GEARでも十分なゲーミング性能を発揮することができるため使う分にはほとんど差がないでしょう。
もちろん、G-tuneにはNEXT GEARにはないRTX 4090といったハイエンドモデルも存在しますが、一般ユーザーであれば、NEXT GEARの性能で十分満足できます。
保証3年、サポートの良さは同クラス
NEXT GEARとG-tuneは、どちらも3年間の無償保証が提供されます。
また、コールセンターによるサポートも充実しており、万が一トラブルが発生した場合でも安心です。
保証内容やサポート体制に関しては、両モデル全く同じと言えます。
やすいと言っても保証がおんなじなら初心者でも安心して使えるね!
マウスだからこそやっぱ3年保証という強みはなくちゃな!
ケースは派手で見た目は安っぽさを感じない
NEXT GEARとG-tuneのケースは、どちらも派手なデザインが特徴です。
ゲーミングPCらしい高級感があり、安っぽさを感じるようなことはありません。
もちろん、デザインは好みによって分かれるところですが
個人的にシンプルな感じなのと派手なデザインの両立しているのでインテリアの一部としても使えそうだなと感じました。
NEXT GEARのケースもG-tuneのケースと同様に、多くのゲーマーから好評を得ています。
NEXT GEARのおすすめPC
おすすめのゲーミングPCを紹介して欲しい!
NEXTGEARにおすすめできるPCは3つ紹介していきます!
初めての方
項目 | 内容 |
---|---|
PCのサイズ | |
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | Geforce RTX 4060 Ti |
RAM | 16GB |
ストレージ | 512GB |
電源 | 750w |
保証 | 3年 |
その他 | マウス、キーボード モニター、ヘッドセットの付属付き |
これからゲーマーとしてデビューをするならスターターセットがおすすめ!
スターターセットについてはこちらの記事にて解説していますが
どれもゲーマー初心者にはおすすめできる構成であり、単品と比較しても割安なのでコスパも抜群。
CPUはRyzen 7 5700X搭載、GPUはRTX 4060 Ti 8GBですが、FHDぐらいで遊ぶには十分な性能を持ってます。
女子ゲーマーにお勧め!
NEXTGEAR JG-A7G7S(ホワイトカラーモデル)
項目 | 内容 |
---|---|
PCのサイズ | ミニタワー |
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | Geforce RTX 4070 Super |
RAM | 16GB(カスタマイズで32GB推奨) |
ストレージ | MvMe Gen4 1TB |
電源 | 750wBRONZE電源 |
保証 | 3年 |
その他 | マイクラのソフト特典あり |
NEXTGEARにはホワイトカラーモデルがあり、画像のようにかわいい雰囲気を持つため、女子ゲーマーにはこちらの白いケースがおすすめ!
詳細スペックはCPUがRyzen 7 5700Xで、こちらは8コア16スレッドを持つわけですが、世代が2019年ぐらいのためかなり古いです。
しかしまだまだ現役でも使えるほどのレベルであるほか、CPUそのものが65wとかなりの省エネ。
GPUはRTX 4070 Super搭載していて、WQHD解像度なら240Hzは余裕で行ける、4Kも軽いゲームなら可能なぐらいの高性能です。
これでいて消費電力も220wぐらいなので、バランスと省エネを両立したモデルでもあります。
本格ゲーマーの入門としてデビューするなら
項目 | 内容 |
---|---|
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
GPU | Geforce RTX 4070 Ti super |
RAM | 16GB |
ストレージ | 1TB |
電源 | 750w電源 |
保証 | 3年 |
本格的なゲームで遊ぶのであればRTX 4070 Ti super搭載のPCが良いでしょう。
ちなみにこのモデルはNEXTGEARの最上位。
CPUはRyzen 7 7800X3Dの8コア16スレッドですが、ゲームに影響出るL3キャッシュが大量搭載しているため、ハイクラスとなるRTX 4070 Ti superだと相性抜群。
搭載しているCPUやGPUのわりにメモリ容量は16GBと少ないため、なるべくなら32GBにカスタマイズをすることが望ましいですが、一応VRAMが16GBも搭載しているので4K解像度でも遊べるぐらいの水準はあります。
まとめ
今回はNEXT GEARのPCについてG-tuneとの違いを含め解説していきました。
評判通りコスパの良いゲーミングPCで、商品ラインナップも基本的にライト~ミドルゲーマーなら十分な要素な出揃っているためバランスが良いPCでした。
- 価格が安い
- G-tuneと同じ性能と比較して格安で購入できる
- マイクラが付属する
- G-tuneのミニタワーにないRTX 3050やRTX 4070 Ti superもある
- カスタマイズできるところが少なすぎる
- 出荷がG-tune比べて長い
- 安いけど、ハイクラスになると価格差の実感が湧きにくい(割引率が低くなる)
- IntelのCPUがないため好みが分かれそう
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コスパ狙いであれば間違いなく狙うべし!