
RTX 3060がマイクラでできることをできるか知りたい!
難易度 | 普通 | |
マイクラ重要度 | 普通 |
というテーマで疑問にお答えをしていくよ!
RTX 3060は2023年10月現在、ゲーマー利用者のなかでもトップクラスに人気のGPUであり、現在Steamの使用率もシェア率も最も高く使われており、現在においてはスタンダードといえるGPUであろう。
なお、RTX 3060には12GBと8GB版があるが
8GB版は全く売れておらず近年姿が消してきているので今回は12GBを前提にマイクラで使えるのかを解説をしていくよ!


RTX 3060を軽くスペックを見てみる
RTX 3060の具体的のスペックはこうだ!
なお、今回は後継モデルのRTX 4060や前世代モデルRTX 2060との比較をしてみた。
RTX 2060には6GBの他に12GBがあるが、12GBは少数派のため6GBのみ掲載
RTX 3060 12GB【8GB】 | RTX 4060 | RTX 2060 6GB | |
---|---|---|---|
チップ | GA106 | AD107 | TU106/104 |
CUDA数 | 3584 | 3072 | 1920 |
SM | 28 | 24 | 30 |
L2キャッシュ | 3MB | 16MB | 3MB |
メモリパス | 192bit【128bit】 | 128bit | 192bit |
メモリ形式 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
メモリ速度 | 15Gbps | 17Gbps | 14Gbps |
メモリ帯域幅 | 360GB/s【240GB/s】 | 224GB/2 | 336GB/s |
メモリ容量 | 12GB【8GB】 | 8GB | 6GB |
TDP | 170w | 115w | 160w |
補助電源 | 8pin×1 | 8pin×1 | 8pin×1 |
バスインターフェース | Gen4×16 | Gen4×8 | Gen4×16 |
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具体的スペック解説
RTX 3060はRTX 2060の後継モデルとして登場した。
使用しているチップも従来の60番台通りGA106コアを採用し、完成度(歩留まり)と大量生産の関係から7日フルスペックの3840コアから少し無効化したものが採用している
CUDA・SM数
CUDA数はAmpere世代に乗っ取り、RTX 3060でもかなり増加していて、3584個まで増加されている!
RTX 3060 | GTX 1080 Ti | RTX 2060 6GB | RTX 4060 | |
---|---|---|---|---|
CUDA | 3584 | 3584 | 1920 | 3072 |
SM | 28 | 56 | 30 | 24 |
この数字はGTX 1080 Tiと同じ数で2世代前の最上位モデルが4年も経たずに追いついてしまった。
ただしCUDA数が増えたのはSM1個あたりがCUDAコアが64個から128個になったことのためで、RTX 2060の時代では30個搭載だったのが28個までと若干弱体化されている。
メモリ【VRAM】
RTX 3060の1番の特徴といえばやはり12GBというメモリも多さと言えるだろう。
RTX 3060 12GB | RTX 2060 6GB | RTX 3060 Ti GDDR6X | GTX 1650 GDDR6 | |
---|---|---|---|---|
メモリパス | 192bit | 192bit | 256bit | 128bit |
メモリ形式 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6X | GDDR6 |
メモリ単体速度 | 15Gbps | 14Gbps | 19Gbps | 12Gbps |
メモリ容量 | 12GB | 6GB | 8GB | 4GB |
メモリ速度 | 360GB/s | 336GB/s | 608GB/s | 192GB/s |
192bitのメモリパスで32bit×6枚構成でメモリ1枚あたり2GBになっている、
12GBというのは、これは発売された2021年2月当時ではTITANseriesやAMD製品を除けば容量自体が最多だったという。



高いと言っていたRTX 2080 Tiでも11GBだったので、まさかの一番下のモデルにあっさり抜かされたということは当時は想像しなかっただろう【RTX 3050はだいぶ後の2022年に登場している】
先行に発売されたRTX 3070やRTX 3060 Tiでは8GB、更に上位のRTX 3080ですら10GB【のちに12GBも登場】だったのでメモリ12GBはとても目立っていた。
しかし容量が多くともメモリパスが192bitと狭かったため、メモリ帯域幅が360GB/sと少なかった。
そのため実際の性能はほとんどのケースだとRTX 3060 Tiよりも下回ることが多かった
このメモリの遅さはRTX 3060にとって一番の問題点で、当時はマイニングで高価だったことやRTX 3060 Tiよりも大きく性能が下回ることからあまり人気がなかった。
しかし2023年現在ではAIブームで大容量メモリが好むユーザーやGPUそのものの価格下落などで一気に人気モデルになっているのである。
のちに128bitに縮小した8GB版が登場したが
RTX 3060の最大の特徴であるメモリを損なってしまうからなのと何より価格が一緒だったこともあってコアなPCユーザーからは不評で現在は発売そのものが少数状態だ
マイクラにおいて影MODなどを使う場合はVRAMはかなり重要なのでどちらにしても12GBのほうが長く持つであろう
TDP
TDPはRTX 2060が160wだったのが、今回のRTX 3060では170wまで引き上げされた。
これはミドルクラスにしては結構多い数字でRTX 2070に迫るほどだ。
Ampere世代の特有の電気効率の悪さの原因であるが、どちらにせよ電源には注意しておきたい増加だ。
RTX 3060の推奨電源は550wとRTX 3050と同じ水準だが、40wも多いのでCPUの組み合わせ的になるべくなら600w電源以上が望ましい。
Geforce RTX 3060 12GBの実性能
RTX 3060の実性能では以下の通りだ。
この表には乗ってないが、RTX 3060はRTX 2070を超える性能を持っており、なかなかのスペックだ。
ゲーム次第ではRTX 2070 SUPERを超えることも。
RTX 2060でも使いこなせない場面があるという声があるが、さらなる向上したRTX 3060ではメモリも増えたことも会って、安いGPUでも重いゲームを可能になったのは間違いない。
また、前世代の使用率が高いGTX 1650とは3倍近くの性能を持っており、現代においてかなり動作そのものも厳しくなってきているので、価格の下落と性能面で見たら買い替えをしてもいいだろう。
RTX 3060 12GBのMimecaft快適度
話が長くなってしまったが
MinecraftにおいてRTX 3060が推奨スペックに満たして快適に遊べるかの問題だが
結論:余裕で影MODも楽しめて、Youtuberデビューも最適なモデル!
といったところだ



推奨スペックはGeforce GTX 700series、つまり2013年だから10年前のGPUなのでスペック的に超余裕に高い。
ただし、Minecraftの場合は影MODやMOD、リソースパックなど様々な場面で重くなる要素が組み込まれているので本当に使い物になるかどうか気になるとは思うだろう。
実際にどんなのかを解説していくよ!
バニラ【通常プレイ】
こちらは完全に余裕で動作し、4Kでも十分につかえていく!
ミドルクラスで4K動作ができるのはやはりマイクラはすばらしい!
具体的には16チャンク環境でフルHD環境だったら120Hzのモニター、4Kだったら60Hzモニターぐらいの水準で十分である!
統合版はGeforceに最適化しているのでフルHD144Hzぐらいでも十分適応できる。
ただし動きの激しいPvPで遊ぶのであれば、もう少し性能がほしいのでRTX 3070やRTX 4060 Tiぐらいが望ましいだろう。
Java版においては動作最適の問題のあるので、できればOptifineを導入しておきたい!
影MOD【RTX】
統合版の影MOD、Minecraft with RTXでも余裕の環境でDLSSの設定次第では4Kでもギリギリ可能といった状況。
Minecraft with RTXにはフレームレートを暴伸びDLSS3が使えるのだが、ざんねんながらRTX 3060は未対応モデルだ。
とはいえDLSS2でも十分に4Kでも可能だ。
動画や配信をするのであれば、フレームレートが落ちて厳しいのでできればRTX 4070以上にしておきたい。
影MOD【Java版】
軽い影MODなら余裕で遊べて、SEUS PTGIといった重量級の影MODは設定次第で遊べてしまう。
とはいえ軽い影MODでも4Kは使えなくもないけど、4K影MODでRTX 3060を使うのは結構厳しく正直おすすめしない。
3Dのリソースパックでも64×64ぐらいまでが望ましいかなと思うよ
配信・動画投稿
最後にRTX 3060といえばビデオメモリの多さが特徴なので、配信や動画投稿についても話しておきたい。
配信や動画投稿はJava版の影MOD抜きであれば、間違いなく快適に配信プレイをすることができる。
AV1エンコードがないので画質と容量は見劣るが、YoutubeにはAV1エンコードが2023年10月現在未対応なので気にしなくいいだろう。
解像度はFHD(1920×1080)で60FPSぐらいが適正といえるレベルで、WQHDや4Kは影MOD抜きでもちょっと厳しいレベルだ。
影MOD環境で4Kが厳しいのはなおさらだろう。
RTX 3060のマイクラおすすめ度
RTX 3060でのマイクラおすすめ度は以下の通り!
RTX 3060 | |
---|---|
バニラ | FHD 120Hz |
統合版影MOD | FHD 120Hz |
Java版影MOD【FHD】 | FHD 60Hz |
Java版影MOD【WQHD】 | WQHD 60Hz |
Java版影MOD【4K】 | |
MODプレイ【10個】 | |
MODプレイ【30個】 | |
動画編集・録画 | FHD 60FPS |
配信プレイ【バニラ】 | FHD 60FPS |
配信プレイ【影MOD】 | FHD 60FPS |
RTX 3060はFHD程度であれば快適に動作することが可能!
WQHD以上の環境は少し厳しいけど…チャンクの設定やシェーダーパックを変更しておけば快適に動作することができるよ!
MOD大量や高度なものを作り出すこととすればRTX 4070以上を選んでおけばOK
RTX 3060との組み合わせ


RTX 3060はRTX 3050とRTX 3060 Tiとの中間だが、その割に両端とも性能差がかなり激しい位置に存在する。
今買うとすればRTX 3050では安物でも問題なし、RTX 3060 TiではCore i5以上必須なのでRTX 3060の相性は案外難しいモデルとも言える。
GPUは後から交換可能なのでCPUやモニターなどとことん優先しても問題ない。
CPU
現環境で選ぶとすれば、最低でもCore i5 13400以上、できればCore i5 13500以上がほしいところ。
マイクラではボトルネックは発生しにくいものの配信や動画編集などで足を引っ張りやすいのでクリエイティブ要素が多いのであればオーバースペック基準のCore i7やCore i9でもOKだ。
- Core i7 13700
- Core i5 13600K
- Core i5 13500
- Core i5 13400
- Ryzen 9 7900
- Ryzen 7 7800X3D
- Ryzen 7 7700X
- Ryzen 7 7700
- Ryzen 5 7600X
CPUはGPUとは異なり交換が難しい作業なので最低水準のスペックよりももっと余裕で組んでもいいだろう。
モニター
RTX 3060の性能面から見ればFHDモニターが推奨するが、マイクラ程度であればWQHDでも割といけてしまうほど持つ。
おすすめとしてFHDが120Hz、WQHDが60Hzである。
画面は近年はIPSが主流となっているので理由がなければIPSがおすすめだ・
RTX 3060のおすすめ単品


最後に肝心の価格だが、ドル価格で329米ドルからとなっており前世代のRTX 2060よりも20米ドルも安くなっていった。
発売当時はマイニングということもあって、60番台なのに7万円という恐ろしい価格だった。
しかし2023年10月現在では日本円で38,000円まで下がっており、近年購入者が急激に増えてきている
GTX 1650が18,000円、RTX 3050が28,000円で発売しており、特にGTX 1650との性能差は3倍近くあるが価格は2倍と言ったところなのでコスパ自体は相対的に良いことは間違いない。
一方でRTX 4060は20%前後性能上がって、43,000円前後で発売しているためコスパ自体はRTX 4060が電力面やDLSS3などの機能なども考慮して良いため、コスパはめっちゃ良いわけでもない。
メモリを選ぶか、省エネを選ぶか迷うところだ。
現在のところはRTX 3060には製造終了した特にそういった情報もなく併売状況が続いている。
とはいえ昔で言えばRTX 2060やGTX 1660SUPERのような立ち位置になっているのでRTX 4050のデスクトップ版が登場すれば間違いなく姿は消すかもしれない。
話をそれてしまったが、RTX 3060はTDPが170wもあるので2ファンモデルが現在主流になっている。
1ファンモデルも存在するが、冷却するための速度が上がりノイズがうるさくなるのであまりおすすめしない。
RTX 3060 2ファンモデル
RTX 3060は製造数が多いことも有りラインナップも多い。
国内で発売しているどの2ファンモデルGPUも初期不良を除けばどれも問題なく動けるので新品であれば価格重視で選んでもOKだ。






RTX 3060 1ファンモデル
極小数であるが、1ファンモデルも存在する。
前述の通りファンノイズが大きいので2ファンがおすすめだが、PCサイズの関係上1ファンが望ましい方もいる。
そこで絞った結果MSIモデルがおすすめだ。


中古品
最後はこれはあまり個人的におすすめしないが、中古品で狙っていく戦略も有りだ。
相場的に¥5,000~¥10,000前後も割安で発売している。
前述の通り中古品には動作のリスクや保証期間が短いなどがあるので、最低でもマイニングの制限つきのLHR版やジャンクじゃないモノを狙っておこう。
RTX 3060のBTOメーカー
2023年10月現在、RTX 4060がすでに登場しているのか
同じGA106Tip採用のRTX 3050とは異なり、RTX 3060はすでに発売終了しているPCメーカーもでてきている。
今後の状況で見ればすでに少なくなっていくトレンドなので、GPUを単品購入するよりも急いで手に入れたほうが良いだろう!
FRONTIER
価格重視で行くのであればFRONTIERのセールを狙っていくのがおすすめ
カスタマイズが少ないのでパソコンが好きな方には物足りないが
動かせれる分だけのスペックはちゃんと用意してあるためPC初心者にはおすすめのモデルであろう
保証は1~2年程度とそこそこ。
売れるモデルなので半年前までは5個ぐらいで多い時だと10個もラインナップが置かれていたが、前述の通り置き換えが進み、2023年10月現在は全くない状況。
通常では発売しているので取扱終了というわけではないが、現状は1個あるかどうかになっているため今すぐ欲しいという方は後継のRTX 4060がおすすめである。


難しさ | |
カスタマイズ | |
価格 | |
ユーザー | 初心者向け |
セール先
ツクモ
次はツクモの商品(G-GEAR)もおすすめである。
ツクモはCPUやGPUなどのカスタマイズができつつも数が絞られて初心者でも選びやすいBTOメーカーだ。
数は最近減っているものの現在も発売中である。
また、ツクモには単品販売もあり価格も最安値に位置することが大半なのでそちらから買うのも有りだ。


難しさ | |
カスタマイズ | |
価格 | |
ユーザー | PCをある程度知識がある方 |
Core i5モデル
URL
https://shop.tsukumo.co.jp/goods/0406655084011/
単品(GIGABYTE)
URL
大手ショップ(Amazon等から)
最後はAmazonや楽天から直接手に入れるのも手段だろう。
カスタマイズができない、仕様の関係から返品不可能などのデメリットが存在するが、買い物が好きな方はこちらを選ぶのがおすすめだ。
パソコン工房から(正確性高)
ショップで買うなら一番正確であるBTOメーカーがおすすめ。
パソコン工房は他のゲーマーやPCオタクからでも好評とも言われているメーカーの一つでもあり、実際に自分が持つサブPCでもパソコン工房から購入して以来現在も安定して動作している。
おすすめPC(Core i5 13400F CPU)
一番オススメがこのミニタワーで13400Fモデルだ。
価格は少し高めだが保証やミニタワーなどの強みがある。


格安PC向け(Ryzen 5 4500 CPU)
CPUの性能がだいぶ見劣るが安さや消費電力をとことん減らすならRyzen 5 4500モデルがおすすめ。
保証が同じなので安定しつつ安さを求めるならこのモデル!


それ以外
それ以外のモデルは正直に言えばだが
推奨スペック(Core i5 13400F)
コスパ重視で探すならこのモデルがおすすめだ


格安PC(Ryzen 5 5500)
価格重視で行くのであればこのモデルがいいだろう。
価格は日本円で10万円台だが、Windows 11Proだったり1TB SSD、光っていくなどの豪華さが目立つ。


総評・まとめ
結論:もし買いたいと思ったら売り切れになる前にすぐに買えです!
RTX 3060は全世界が使うゲーマーの中でも特に使用者が多いGPUだ。
元々は高かったが、最近は¥38,000ぐらい(2023年10月現在)まで値下がって買いやすくなってきているのも事実。
初めてゲーミングパソコンを買う方にはぜひともおすすめしたい1品だ
また、GTX 1060やGTX 1650、GTX 1660 SUPERから乗り換える方にとっては最適なモデルである。
RTX 3060をマイクラ向けにまとめると
- 消費電力は170w前後とやや高め
- Java版の影MODでWQHDや4Kは難しい
- FHDで144FPSでも行けなくもないがRTX 4060 Ti以上が望ましい
- 最近発売終了しているパソコンメーカーも出てきている選択肢が減っている
- 8GBモデルも存在するのでよく調べないとハズレが出てくる
などの問題点やデメリットが存在する。
一方で
- 2023年10月現在Steamハードウェア・ソフトウェアランキング利用率1位
- 価格が安くなってきてGTX 1650よりもコスパも良くなってきている
- 3万円台で12GBメモリがつく
- バニラ環境なら4Kでも遊べる
- GTX 1080やRTX 2070を超える性能を持つ
- 動画編集や配信でも快適に動作ができる。
- マイクラ以外の他のゲームでも大抵は遊べることがほとんど
と言った立場である。
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