シン・VPSでマイクラサーバーを構築しようと考えているあなたへ。
シン・VPSもXserver VPSFor Gameと同じ用に使えそうだけど、ほんとうなのかな??
このブログ記事では、シン・VPSマイクラでのメリットと評判、そしておすすめプランについて徹底解説します。
シン・VPSとは
シン・VPSは、エックスサーバー株式会社の子会社「シンクラウド株式会社」が提供する次世代VPSサービスです。
従来のVPSとは一線を画す圧倒的な高速処理性能と、充実した機能、そして安心のサポート体制を備えています。
シンは開発、親会社は安定
シン・VPSは、エックスサーバー株式会社のグループ会社である「シンクラウド株式会社」によって運営されています。
シンクラウド株式会社は、エックスサーバー株式会社の技術力とノウハウを受け継ぎながら、次世代のVPSサービスを開発することに特化した会社です。
一方、エックスサーバー株式会社は、国内シェアNo.1のレンタルサーバーサービスを提供しており、18万社以上の導入実績があります。
長年の実績と経験に基づいた、安定したサービスを提供しています。
シン・VPSの価格はどれぐらい?
シン・VPSは、メモリ、CPU、ストレージの組み合わせによって料金が異なります。
シン・VPSのプラン
メモリ/プラン | CPU | ストレージ | 月額料金 |
---|---|---|---|
512MB | 1コア | 30GB | 900円 |
1GB | 1コア | 100GB | 1150円 |
2GB | 2コア | 150GB | 1,850円 |
4GB | 4コア | 200GB | 3,600円 |
8GB | 6コア | 400GB | 7,200円 |
16GB | 8コア | 800GB | 14,400円 |
32GB | 12コア | 1600GB | 28,800円 |
最も安価なプランは、メモリ512MB、CPU1コア、ストレージ30GBで月額620円~で、最も高価なプランは、メモリ32GB、CPU12コア、ストレージ1600GBで月額24,000円~です。
その他重要機能
その他にマイクラでひつような重要機能はこのとおりです。
項目 | 解説 |
---|---|
ネットワーク | インターネット 10Gbps共有 |
グローバルIPアドレス | IPv4アドレス1個 |
データ転送量 | 無制限 |
DNS | DNS機能を無料提供 |
管理者情報 | root権限付与 |
シン・VPSのデメリット
シン・VPSは、高速処理性能、充実した機能、安心のサポートといった特徴を持つVPSサービスです。
しかし、シン・VPSにはいくつかのデメリットも存在します。
64GBプランが存在しない
シン・VPSは、メモリのプランが32GBまでのプランしか提供していません。
そのため、32GBメモリ以上に必要な場合は、他のVPSサービスがよいでしょう・
マイクラの実態はどうなのか?
実際にマイクラでは64GBプランがないというデメリットはどうでしょうか?
64GBって使う人いるのかな??
ほぼいないね、
そもそも高額だし、基本的に32GBですらめったにいない
ということから基本的に64GBプランがないことのデメリットは、マイクラにおいては16GBでも十分なのでほぼないでしょう。
利用期間が最低でも3ヶ月
シン・VPSは、利用期間が最低でも3ヶ月となっています。
他のVPSサービスでは、1ヶ月や時間課金を利用できるものが多いので、短期間だけ利用したい場合は、他のサービスを検討する必要があります。
なので1ヶ月プランを契約する際は3ヶ月ぐらい支払わなければならないので注意。
下位プランにグレードダウンできない
シン・VPSは、上位プランから下位プランへのグレードダウンができません。
利用状況に合わせてプランを変更したい場合は、解約して再契約する必要があります。
グレードダウンができない具体的なデメリットは?
普段のサーバーではそんなにスペックはいらないけど、この日はイベント等で大人数で必要になった際には向かないってこと
ということから人数の変動が大きい方にはあまり向かない仕組みとも言えそうです。
その他のデメリット
その他、シン・VPSにおけるデメリットは以下のとおりです。
- 価格が他のVPSサービスと比べてやや高め
- 無料お試し期間がない
このようなケースでは、プラン変更が可能な他のVPSサービスを検討する必要があります。
価格が他のVPSサービスと比べてやや高め
シン・VPSは、他のVPSサービスと比べて高めの価格設定となっています。
え~!?どれぐらい高いんだろう?
実際に他大手2つのサーバーとの比較した価格が以下の通りになります。
8/16GBの比較
シン・VPS | Conoha For Game | Xserver For Game(VPS) |
---|---|---|
6,400/12,800円 | 2,155/4,675円 | 3,600/7,800円 |
プランはMOD利用を想定した8GBと16GBのみですが
ほか2つに比べるとかなり割高ということがわかります。
※Conohaだけは割引金額適応、その他は通常料金)
コストパフォーマンスを重視したい場合は、他のVPSがいいでしょう。
無料お試し期間がない
シン・VPSは、無料お試し期間がありません。
実際にサーバーそのものは信用性が高いのでなくともあまり問題じゃないですが
やはり最低でも3ヶ月分はかかるので初期費用がかなり高くなります。
シン・VPSのメリット
シン・VPSは、高速処理性能、充実した機能、安心のサポートといった特徴を持つVPSサービスです。ここでは、シン・VPSの具体的なメリットを詳しく解説します。
ストレージが大きい
シン・VPSは、他のVPSサービスと比べてストレージ容量が大きいです。
最低プランでも30GB、最大プランでは1600GBのストレージ容量を備えています。
ただし、マイクラでの実態は?
マイクラサーバーの運用において、大容量のストレージは必ずしも必要ではありません。
以下、マイクラサーバーで使用するストレージ容量の目安です。
- ワールドデータ:1GB(大都会でも10GB)
- プレイヤーデータ:100MB
- プラグイン/MOD:多くても10GB
つまり、20GB程度のストレージ容量があれば、ほとんどのマイクラサーバーを運用することができます。
この数値はかなり多いケースなので基本的に10GBもいかないぐらいです。
よってマイクラにおいてはこのメリットはありません。
非常に高速な性能
シン・VPSは、MvNeのSSDストレージと高性能CPUを搭載しており、非常に高速な処理性能を誇ります。
マイクラにおいて重要性は?
マイクラは、プレイヤーの数やワールドの規模が大きくなるにつれて、処理が重くなることがあります。
そのため、マイクラサーバーを構築する場合は、処理性能の高いVPSを選ぶことが重要です。
シン・VPSは、高い処理性能によって、以下のようなメリットを提供します。
- プレイヤーが快適にプレイできる
- ワールドの読み込みが速い
- ラグが少ない
特に、大規模なマイクラサーバーを運営する場合や、多くのプレイヤーが同時にプレイする場合は、シン・VPSの高速な処理性能が威力を発揮します。
手厚いサポート体制
シン・VPSは、電話、メール、チャットによるサポートを提供しています。
また、公式サイトには、FAQやマニュアルなど、充実したサポート情報が掲載されています。
マイクラ初心者でも安心
マイクラサーバーの構築や運用には、ある程度の専門知識が必要となります。
シン・VPSの充実したサポート体制は、マイクラ初心者にとって大きなメリットです。
具体的には、以下のようなサポートを受けられます。
- サーバーの構築方法
- プラグインの設定方法
- トラブルシューティング
これらのサポートを受けることで、マイクラサーバーをスムーズに構築・運用することができます。
シン・VPSのUIパネルは初心者でも使いやすい!
シン・VPSのUIパネルは、Xserver For Gameと全く同じパネルを採用しています。
そのため、Xserver For Gameを使ったことがある人なら、すぐに使い始めることができます。
また、万が一わからないことがあっても、公式マニュアルが非常に親切なので、初心者でも安心して利用することができます。
Forgeの使えるバージョンも広い
シン・VPSは、Forgeの対応バージョンが非常に豊富です。
現時点で利用可能なバージョンは以下の通りです。
- 1.20.2
- 1.20.1【おすすめ】
- 1.20
- 1.19.4
- 1.19.3
- 1.19.2
- 1.19.1
- 1.19
- 1.18.2
- 1.18.1
- 1.18
- 1.17.1
- 1.16.5
- 1.16.4
- 1.16.3
- 1.16.2
- 1.16.1
- 1.12.2
最新バージョンから少し古いバージョンまで、幅広いバージョンに対応しています。
そのため、自分のプレイスタイルに合ったバージョンを選ぶことができます。
マイクラでシン・VPSにおすすめのプラン
シン・VPSは、マイクラサーバーとしてより高速に構築おすすめのVPSサービスです。
高速な処理性能と充実した機能により、快適なマイクラプレイを実現できます。
しかし、シン・VPSには様々なプランがあり、どのプランを選ぶべきか迷ってしまうかもしれません。
ここからはマイクラサーバーの種類別におすすめプランをご紹介します。
【重要】まちがっても512MBや1GB、2GBは絶対に選ばないこと
まず、重要な話として512MBや1GB、2GBのプランは、メモリ容量やCPU性能が不足するため、快適なマイクラプレイを実現できません。
これら3つのプランを選ぶことは絶対に避けてください。
価格が安いからと言ってやすさ目的で選ぶのは絶対NG!
まじで選んで後悔するから!
Forgeは1GB以下は選べないので2GBさえ避ければOK
まさに安物買いの銭失いの典型例だね!
1GBを選んで後悔した経験あり
私も以前、1GBプランでマイクラサーバーを運用していましたが、全くまともにプレイできませんでした。
どれぐらいひどかったの??
本当にひどいラグで強制的に追い出されて、ストレスMAX
結局、プランを4GBにアップグレードすることで問題を解決することができました。
マイクラサーバーを構築する場合は、最初から十分なメモリとCPUを搭載したプランを選ぶことをおすすめします。
MODサーバー(Forge)なら最低でも8GB、できれば16GB以上
MODサーバーは、バニラサーバーよりも多くのメモリとCPUを必要とします。
そのため、最低でも8GB、できれば16GB以上のメモリを搭載したプランを選ぶことをおすすめします。
MODサーバーで必要なメモリとCPUの目安
MODサーバーは、MODの数や種類、プレイヤー数によって必要なメモリとCPUが大きく変わります。
- MODの数:10個程度なら8GB、20個以上なら16GB以上
- プレイヤー数:5人程度なら8GB、10人以上なら16GB以上、20人以上で32GB
上記を目安に、サーバーの規模や用途に合わせてプランを選びましょう。
MODサーバーを構築する場合は、最初から十分なメモリとCPUを搭載したプランを選ぶことをおすすめします。
街作りならWorldEdit無しなら4GB以上、ありなら16GB以上
街作りサーバーでは、ワールドデータのサイズが大きくなるため、多くのメモリが必要です。
WorldEditを使用しない場合は4GB以上、使用する場合は16GB以上のメモリを搭載したプランを選ぶことをおすすめします。
街作りサーバーで必要なメモリとCPUの目安
- ワールドデータのサイズ:1GB程度なら8GB、5GB以上なら16GB以上、それ以下4GB
- プレイヤー数:10人程度なら8GB、20人以上なら16GB以上、それ以下なら4GB
- WorldEditの使用:使用しないなら4GB必須、使用するなら16GB以上推奨
街作りサーバーは、ワールドデータのサイズやプレイヤー数、WorldEditの使用によって必要なメモリとCPUが大きく変わります。
上記を目安に、サーバーの規模や用途に合わせてプランを選びましょう。
大規模建築が多い場合はメモリがかなり要求するため
大規模な建築物を作る場合は、多くのメモリが必要になります。
特に、WorldEditを使用する場合は、必然的に処理が大きくなるケースが多いため、余裕を持った16GB以上のメモリを搭載したプランを選ぶことをおすすめします。
配布ワールドなら大規模なら8GB以上、それ以外なら4GB以上
配布ワールドサーバーは、プレイヤー数によって必要なメモリが変わります。
最低でも大規模な配布ワールドの場合は8GB以上、それ以外なら4GB以上のメモリを搭載したプランを選ぶことをおすすめします。
配布ワールドサーバーで必要なメモリとCPUの目安
- プレイヤー数:10人程度なら4GB、20人以上なら8GB以上
- ワールドの規模:大規模なら8GB以上、それ以外なら4GB以上
都会のワールドの場合はメモリがかなり消費が大きいため大容量が必要
都会のような大規模なワールドの場合は、多くのメモリを必要とします。
大規模なワールドでやる場合は8GB以上のメモリを搭載したプランを選ぶことをおすすめします。
それ以外なら4GB以上、できれば8GB以上
上記以外にも、様々なマイクラサーバーがあります。
これらのサーバーに必要なメモリとCPUは、サーバーの種類や規模によって異なります。
4GBは最低限のメモリ容量
快適なマイクラプレイを実現するためには、4GB以上のメモリを搭載したプランを選ぶことをおすすめします。
ただし、大規模なサーバーや負荷の高いサーバーの場合は、8GB以上のメモリを搭載したプランを選ぶことをおすすめします。
まとめ
以上のとおり、シン・VPSの価格やメリット・デメリットについて解説しました。
MODとかも簡単に構築が可能で、かつ大容量なSSDを搭載と高速なサーバーなことから大規模でマイクラのマルチサーバーをしたい方におすすめです。
最後に以上のことをおさらいしていきますと
- スペックが高い
- ストレージ容量が非常に大きい
- 手厚いサポート
- UIパネルが使いやすい!万が一わからなくても公式マニュアルがあるため理解しやすい
- Forgeのバージョンも広い
- 初期費用が非常に高い
- 最低でも3ヶ月以上の利用期間がある
- 64GBプランが存在しない
- 下位プランにダウングレードができない
- 無料お試しがない