「マイクラをもっと楽しくしたい!」そう思っているなら、MOD(モッド)はまさに魔法の杖です。
MODとは、ユーザーが作った改造データで、マイクラの世界を大きく変えることができます。
でも、MODを使うにはメリットとデメリットはあるよね??
この記事では、MODとは何か、導入することで何が変わり、どんな点に注意すべきかを分かりやすく解説します。
MODとはなぁに?
まずMODというのはこんなの!
わ~これ綺麗ね~!
これバニラとかにはないよね?
もちろんだとも!
へぇ~すごい~!
MODとは、Java版のみ使える「Modification(変更・修正)」の略で、ユーザーが作成した改造データのことです。
マイクラのゲームデータに手を加え、本来バニラにはない要素を追加したり、既存の要素を変更したりすることができます。
キャラで例えるなら、洋服のカスタマイズのようなものです。
ボタンを変えたり、袖を付け足したりすることで、自分だけのオリジナルの一着に仕上げるように、MODを使うことで自分だけのマイクラ世界を作り上げることができます。
統合版は使えないのか?
MODは、主にJava版Minecraft向けに開発されています。
統合版(Bedrock Edition)でもアドオンという形で似たような機能拡張が可能ですが、Java版のMODとは仕組みが大きく異なり、互換性はありません。
統合版のアドオンは、主にゲーム内のデータ(アイテム、エンティティ、挙動など)を変更するもので、Java版のMODのようにゲームの根幹部分に手を加えることはできません。
そのため、Java版に存在するような大規模なMODや、複雑な機能を持つMODは、統合版では再現が難しいです。
そもそもなんでMODを導入できないの?
これは考え方の違いで、Java版はPCユーザーつまりコアユーザーを想定しているのに対して、統合版はいろんな人に広めてもらいたいということからコンシューマーゲーム機の影響受けやすいMODは入れられないんだ。
たしかにPS5ですらRTX 4060のPCといい勝負ですもんね…
統合版でMODのような拡張を求めている場合は、アドオンを探すことになりますが
Java版のような本格的に同等の体験は期待できないことを理解しておきましょう。
MODを入れるメリット
動作を軽くすることができる
マイクラ(Java版)は、その自由度の高さとMODの豊富さで人気ですが、動作が重くなりがちなのが難点。
もはやプレイできないと思っていいぐらいキツイ
特に大規模な建築や複雑な装置を作ったり、多くのモブを配置したりすると、処理落ちが発生し、快適にプレイできなくなることがあります。そこで役立つのが、動作を軽くする軽量化MODです。
これらのMODは、ゲームの描画処理を最適化したり、不要な処理を削減したりすることで、パフォーマンスを向上させます。
これにより、より高いフレームレートでスムーズにプレイできるようになり、処理落ちも軽減が期待できるでしょう。
どんなMODがあるの?
代表的なMODとしては「Optifine(オプティファイン)」が挙げられます。
Optifineは、描画設定を細かく調整できるだけでなく、影MODと呼ばれる美しいグラフィックMODとの互換性も高く、多くのプレイヤーに利用されています。
軽くする方法を知りたいならこの記事から参考に~
楽しむ要素がより一層増やせる
MODの最大の魅力は、マイクラの楽しみ方を無限大に広げられること。
最近はバニラ(MODなしの状態)でも十分な量があるため十分楽しいけど…
むしろ多すぎるという
MODを導入することで、今まで想像もしていなかったような体験ができるようになります。
例えば、魔法MODで魔法使いになったり、工業MODで近代的な工場を建設したり、恐竜MODで恐竜と冒険したりと、まるで別のゲームを遊んでいるかのような感覚を味わえます。
また、建築が好きなら、新しい建築ブロックを追加するMODで、より創造的な建築に挑戦できます
冒険が好きなら、新しいバイオームやダンジョンを追加するMODで、よりスリリングな冒険を楽しめます。
このように、MODはあなたのプレイスタイルに合わせて、マイクラの世界を自由にカスタマイズできる魔法のツールです。
今まで以上にマイクラの世界を深く、そして長く楽しめるようになるでしょう。
作業効率が上がりやすい
MODは、ゲームプレイだけでなく、作業効率も大幅に向上させてくれます。
マイクラでは、建築やアイテム整理など、繰り返しの作業がありコマンドで対応できるけど…
正直コマンドで効率化を図るのはめんどい…
工業MODなどの効率化できるツールを導入することでこれらの作業を効率化し、より創造的な活動に時間を費やせるようになります。
例えば、大量のブロックを一度に設置できるMODや、アイテムの整理を自動で行ってくれるMOD、建築作業を補助する便利なツールを追加するMODなどがあります。
実際に街づくりをするならこれは導入しておいたほうが良いで~!
これらのMODを活用することで、これまでコマンド入力が必須で時間がかかっていた作業が短時間で完了し、よりスムーズにゲームを進めることができます。
特に大規模な建築プロジェクトに取り組む際や、複雑な装置を作成する際には、作業効率を向上させるMODは非常に役立ちます。
時間短縮だけでなく、作業の正確性も向上するため、よりクオリティの高い作品を作り上げることが可能になります。
より理想な世界ができあがる
MODを導入することで、マイクラの世界はあなたの理想を反映するキャンバスへと変わります。
バニラでは実現できなかった要素を追加することで、思い描いた通りの世界を創造できるのです。
例えば、好きなアニメの世界を再現したり、ファンタジー世界の壮大な風景を作り出したり、自分だけの理想の街を建設したりと、可能性は無限大です。
MODは、あなたの創造力を最大限に引き出し、唯一無二のマイクラ体験を実現する強力なツールと言えるでしょう。
MODを入れるデメリット
MODの導入は常にリスクはつきもの。
メリットで浮かれがちですが、この記事ではデメリットを知っておくことが最も重要なとこでもあります。
というのもハイリスクハイリターンなので知らないと後で後悔します。
じゃあ!これから私と一緒に覚えよう!?
PCの必要なスペックが上がる
MODを導入する上で、PCの要求スペックが上がることは避けて通れないデメリットの一つです。
MODはゲームに様々な要素を追加するため、その分PCに負荷がかかります。
特にグラフィックを大幅に向上させる影MODや、大規模なワールドを生成するMOD、複雑な処理を行うMODなどは、高いスペックのPCを要求します。
詳しいことはこの下の記事に記載しているが、GPUなしはまず無理。
ハイエンドPCはほしいところだ。
普通のPCとかでやってしまうとどうなってしまうの?
スペックが低いPCで無理にMODを導入すると、ゲームが正常に動作しなかったり、頻繁にクラッシュしたり、動作が非常に重くなり最悪の場合、ブルースクリーンが発生するなど、PC自体に不具合が生じる可能性も否定できません。
特に注意が必要なのは、複数のMODを同時に導入する場合です。
個々のMODはそれほど重くなくても、複数組み合わせることで相乗的に負荷が増大し、PCのスペックが追いつかなくなることがあります。
あとはやればやるほど重くなるからな~
そのため、MODを導入する前には、PCのスペックを確認して足りるかどうかが重要です。
また、複数のMODを導入する場合は、互換性だけでなく、PCへの負荷も考慮する必要があります。
特にメモリは重要だぞ~
場合によっては、MODの導入を諦めたり、設定を調整して負荷を軽減したりする必要があるかもしれません。
快適なMOD環境を構築するためには、ある程度のPCスペックが必要であることを認識しておきましょう。
キーが競合しやすくなる
MODを複数導入すると、ゲーム内で使用するキー(操作ボタン)が競合しやすくなるという問題が発生します。
これは、複数のMODが同じキーに異なる機能を割り当ててしまうことで起こります。
あまり使わないものならまだ気にしなくていいけど…
特にキーが重要な場面、例えば戦闘中や建築中などにキーの競合が発生すると、操作が混乱し、ゲームプレイに大きな支障をきたします。
咄嗟の判断が求められる状況で、キーが正常に機能しないのは非常に厄介。
多ければ多いほどバリエーションが多くなるものの
導入の不具合は自己責任で
MOD導入における最大のリスクの一つは、不具合発生時の責任が全て自己にあるということです。
MODは公式のサポート対象外であり、開発元はMODの使用によって生じた問題に対して一切責任を負いません。
MODを導入した結果、ゲームが起動しなくなったり、セーブデータが破損したり、予期せぬバグが発生したりする可能性があります。
これらの問題が発生した場合、自分で解決策を探すしかありません。
インターネットで情報を検索したり、MODの制作者に問い合わせたりする必要があるかもしれませんが、そもそもMODは上級者向けな機能であり導入でもさえ高難易度だったりします。
ForgeをインストールしてさらにMODファイルに入れてだが…実に意外と複雑。
そのため、MODを導入する前には、リスクを十分に理解し、自己責任で対処できる覚悟が必要です。
MODの導入は、あくまで自己責任であることを肝に銘じておきましょう。
もし心配ならば、事前にバックアップを取るなどの対策を講じることを強く推奨します。
まとめ
今回はMODについて簡単に解説をしていきました。
MODは確かに数がたくさんあって、いくらでもありMODを作らなくても自分自身でオリジナルな世界観を楽しむことができると思います。
しかし、MODというのはやはりゲームシステムを改造ということには変わらないのでリスクはつきものということを理解をしておきましょう。
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