エックスサーバーはスペックが高いという有名なレンタルサーバー会社です。
昔であればレンタルサーバーの中では高級と言われる部類とされるサービスですが、今となればインフレに伴って他のレンタル会社が価格上昇していることもあり、むしろ今はミドルクラス価格帯になり、スペックがそのまま高いことからむしろ今はコスパが良い状況になってきてます。
一方で、上位モデルとされる仮想専用レンタルサーバーサービス、Xserver VPSでは、値段はいくらなのか、どのプランがコスパが良くて価値があるのか解説していきます。

タイタン
プロフィール
- デジライ・マイクラはクリエィティブだ・にゃももの簿記教室運営者
- 日商簿記2級合格済
- 2021年からブログを運用開始、しばらくはのんびりとしていたが、2023年から簿記3級を合格をきっかけに簿記2級やFP、マーケティング、経営など興味性が湧き、現在夢に向かってひたすら勉強しつつ情報発信!
Xserver VPSの価格は以下の通り
まず、プランやスペック構成価格を見ると最小が2GB、最大が64GBになっています。
プランの由来はメモリの容量です。
表示されている金額とプランは2023年4月現在36ヶ月プランのものとしています、プランや時期によっては実際の価格と異なる場合があります。


メモリ
選び方においていちばん重要なのがメモリの容量。
メモリ容量はパフォーマンスに大きく影響しますので選び方において選定優先順位として一番と言っていいでしょう。
メモリというのはストレージなどに入れる際に一時的に保存する場所のことを言い、仕事で例えると机の広さと同じです。
VPSのメモリをPCの例を出すと
2GBは現状において問わずには不足気味、4GBは現状最低限のPCの動作構成、8GBは現状における標準メモリ、
16GBは一昔前のゲーミングPCの主流メモリ、32GBは現代におけるハイクラスのPC、64GBはクリエィティブ向け
と言った感じになりますが、実際にはVPSはserverの一種なのでメモリに関してはワンランク程度下げても動作に問題なく動かすことができます。
これはPC直接でやるとプレイによる動作に必要なメモリ+通信に必要なメモリで必要なメモリ数が増えてしまうから。
そのためサーバーにおけるメモリは少しぐらいは減っても問題ありません。
ただ、最近はゲームの技術が上がってきており、極端にメモリを削ることはあまりおすすめはしないです。

Minecraftは4GB以上【MODでは8GB】が推奨だよ~
ARKなどは重いから8GBは絶対にほしいかも!
圧倒的性能、圧倒的コスパ! 仮想専用サーバー『Xserver VPS』
CPU
メモリ容量ほどではありませんが、CPUもコア数や動作クロックにも注目しておきましょう。
最近はCPUの技術進歩が激しいのでスペックが短期間に渡り向上されています。
Xserverでは3コアから24コアと幅広いです。
個人的にゲームを前提に遊ぶのであれば最低でも4コアはほしいです。
4コアは5年前でいうと最高クラスのスペックですが、今となればロークラスのエリアになっています。
一方の最高クラスの64GBでは24コアとなっており、これは現在のCore i9 13900Kなどと同じ量となっており、このCPUを知っている方ならおわかりだと思いますが化け物クラスの性能です。
コア数を一般的なCPUに例えると
3コア…なし(2コアと4コアの中間)、4コア…Core i3 13100、6コア…Ryzen 5 7600X、8コア…Ryzen 7 7700X
12コア…Ryzen 9 7900X、24コア…Core i9 13900K(厳密にはP+E)
なお、そもそもの話しCPUはどんなものを使っているのかを言うと、AMDのEPYCを使用しており
EPYCのことを詳しく話すと長くなってしまうので簡単に言えば高速なサーバー向けCPUといったところです。
SSD
ストレージ容量で、データ保存のことを意味します。
ゲームにおいては最低でも30GBさえあれば長く遊べますが、大規模サーバーの運用する際はなるべく大きくしたいところ。
一番下の2GBでは50GBで、それ以外が100GBとなっており、これはレンタルサーバーにおけるスタンダードプランの300GBの3分の1しかありません。
といっても実際のところは法人でもさえ100GBも使わないので個人的にちょうどよい容量と言えます。
VPSのおすすめはどれ?
VPSの価格はできれば安い買い物にしたいのは気持ちはわかりますが、まったく快適に楽しめないのでケチるのは絶対にやめておいたほうが良いです。
なお、万が一プランで自分の用途とスペックが合わない場合は設定で変更できます。
テラリアやちょっとしたプログラミング構築なら2GB
テラリアやVPS・プログラミングの練習であれば最安の2GBプランがおすすめです。
最近のゲームでは2GBでも厳しいのでもっと上位クラスが必要になりますが、テラリアぐらいの2Dゲームであれば2GBも十分といえます。
MinecraftやARKは人数次第(最低4GB以上)


MinecraftやARKなどのマルチプレイをするなら最低でも4GB、できれば8GBが望ましいです。
Minecraftっていっけんかるそうなゲームだと思いがちですが、1.18以降になってからリアル地形になったことで要求するメモリ容量は増加しています。
最近はワンランク以上は望ましいと言えるほどのレベルです。
基本的に3人ぐらいまでなら4GB、10人ぐらいなら8GB、50人ぐらいなら32GB、それ以上なら64GBが望ましいです。
ARKは重量級のゲームなので8GB以上が望ましいでしょう。
4GBプランにおいて他のVPSとの比較は以下の通り。
Xserver VPS 4GB | Conoha VPS 4GB | Conoha For Game 4GB | Agemes 4GB | さくらのVPS 4GB | |
---|---|---|---|---|---|
CPU | 4コア | 4コア | 4コア | 4コア | 4コア |
SSD | 100GB | 100GB | 100GB | 50GB | 200GB |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
SSL | |||||
価格 | \1,700 | ¥3,546 | \1,623 | ¥2,410 | \3,227 |
レンタルサーバー代用(8GB以上)


VPSはレンタルサーバーとしても使用できます。
最初は人数が少ないので一番最小の2GBでも十分ですが、今後大規模化するならば8GB以上が望ましいでしょう。
最大で64GBまで増やすことができるので、メモリとCPUがネックな大手でも安く代用できるでしょう。
Xserver VPS 8GB | Conoha VPS 8GB | Conoha For Game 8GB | Agemes 8GB | さくらのVPS 8GB | |
---|---|---|---|---|---|
CPU | 6コア | 6コア | 6コア | 4コア | 6コア |
SSD | 100GB | 100GB | 100GB | 50GB | 200GB |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
価格 | \3,201 | ¥7,091 | \3.064 | ¥3,810 | \6,454 |
長期間になるほど、お得になる
Xserver VPSは最低でも1ヶ月から契約、最長で36ヶ月間契約することができます。
プランの選択は1ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月契約です。
1ヶ月プラン


36が月プラン


Xserver VPSを長期間のほどお買い得です。
たとえば4GBプランであれば1ヶ月更新が¥2,200のところが36ヶ月プランでは¥1,700とお得になります。
高いプランになるほどその割引金額が大きくなります。
お試しに触れるなら1ヶ月契約
ブログのような紹介解説系のみに使う、お試しに触ってみたい方なら1ヶ月契約がおすすめ!
1ヶ月契約でもお試しに操作しても決して高い金額ではないので少し節約さえすれば4GBプランを契約をできてしまいます。
基本的に長期間プランより割高なので目安として6ヶ月ぐらいまでなら1ヶ月プランをおすすめします。
長期で運用する前提なら36ヶ月契約
レンタルサーバーや運営前提、長期的なゲームマルチプレイの実況動画なら断然36ヶ月契約一択と言っていいでしょう。
割引金額も大きいし、なにより契約の手間が省けます。
大きな金額を払う負債リスクがありますがその間までであればすぐに回収できてしまうのでなんも問題ないはずです。
とはいえ、レンタルサーバーでもサーバーが落ちたという話が殆どないし、わたくしでも速度が悪くなったことがほぼないので安く抑えていきたいならレンタルサーバープランがおすすめです。
圧倒的性能、圧倒的コスパ! 仮想専用サーバー『Xserver VPS』
結論:用途によってプランを決めよう
Xserverのサーバーは結局のところ素晴らしぎて、やはりNo,1なのが納得できます。
どのプランでもやはりコスパ面ではあまり大きな変動性が見られないですので、結局のところは自分が使いたい用途次第。
- お試しに触る…2GBで1ヶ月契約
- Minecraftマルチプレイ…4~64GB、期間は用途による
- 他のゲームでのマルチプレイ…8~64GB、期間は用途による
- ブログやサイトの運用…4~16GB、36ヶ月契約
と言った感じがおすすめです。