Xserver VPSはエックスサーバーが提供する、仮想専用サーバーをレンタルサービスを提供するサービス名。
価格が安い上に高性能で初心者におすすめと言われているが、本当におすすめできるのかを結論と細かく解説していきます。

タイタン
プロフィール
- デジライ・マイクラはクリエィティブだ・にゃももの簿記教室運営者
- 日商簿記3級合格済
- 2021年からブログを運用開始、しばらくはのんびりとしていたが、2023年から簿記3級を合格をきっかけに簿記2級やFP、マーケティング、経営など興味性が湧き、現在夢に向かってひたすら勉強しつつ情報発信!
Xserver VPSのおすすめするかの結論
結論から言えば、Xserver VPSは初心者マルチプレイゲーマーとブログ制作の方は超絶しておすすめです。
おすすめする理由としては
- 数あるVPS業界の中で最もコスパが良い
- CPUやメモリなど最強クラスの性能
- レンタルサーバー歴19年以上の実績
という3つの理由からおすすめできます。

実際に自分でもこのXserverを使ったブログ運営していて、遅延などもほとんどなく快適にブログ運営できています!


Xserver VPSの強み


Xserver VPSの強みとしてはさきほどの3つあるように、いずれも強力なインパクトであり、なおかつどれも魅力的なものだと思わせるものでした
コスパが良い
Xserver VPSの強みとして、他のVPSとくらべても性能対費用が良いことです。
例えばゲーマーであれば4GBをよく使われるので、その金額は36ヶ月プランにすると \1,700になります。
Xserver | Conoha For Game | Conoha VPS | さくらのVPS |
---|---|---|---|
¥1,700 | ¥1,623 | \3,546 | \3,227 |
ゲームとしては僅かにConoha for Gameなどに金額面では負けてしまいますが、Conoha for Gameではゲームでは絶対に使わない機能性などを無効化してコストを抑えているので、全体的に見ればXserver VPSはかなりコスパが優れていることがわかります。
性能最強
2つ目の強みとしてXserverは性能を明かして、最強性能であることをアピールしている点です。
最強性能?それって口だけじゃないよね??
どれくらいの性能なのか・・・?
CPUやメモリなどはどんなものを使っている??
というように声があるでしょう。
XserverではCPUの処理性能は競合他社に比べて、4.8倍ほど速度が早いとされています。


その理由として使っているCPUがAMDのEPYCを採用しているからです。
その第3世代は一般向けのCPUを例えるとRyzen 9 5950Xなど使われているものと同じであり、この世代では2020年~2021年頃では最強スペックと言える世代でした。
現在でももちろん高性能の分類とされており、今でも省電力性と高性能でコスパに優れていることから発売されています。


19年以上を誇る実績
エックスサーバーはレンタルサーバーをはじめとして19年以上の運用実績を達成しています。
長いことはわかったけど。実績とは言っても…何の実績を持っているんだ!
具体的には
- 240万サイト以上の運用実績
- 創業以来99.99%以上の稼働率
- 個人から法人までの豊富な導入実績
導入実績だけでみると、企業だけにとどまらず、大学や大企業なども導入されていることがわかります。


大手にもたくさん採用されていると言うことほどエックスサーバー自体は信頼性が高いことがわかります。
とまあ、これはレンタルサーバーの話になるのでVPSはどうなのかになりますが



これがレンタルサーバーに負けずに最高クラスに良い!
実際のところ、VPSでもレンタルサーバーでも機能性が違うだけで使っているサーバーは同じものが使われているそうです。
なので、共用サーバーとなるレンタルサーバーでも快適なのに、より高機能なVPSでは間違えなく性能が快適と言えるでしょう。
XServer VPSの弱点


ここまで最強性能とコスパを誇ったXserver VPSですが、逆に競合他社に比べて弱点はあるのか?
個人的にXserver VPSがあえていう弱点は2つ。
- VPS自体の運用は新米の方
- お試しプランはない
- MinecraftのMOD導入が難しい【重要】
VPS自体は新米
前述の通り、エックスサーバーは19年における、長い運用実績を持っています。
けど、これはレンタルサーバーの話なのでVPSとなると少し事情は異なります。
レンタルサーバー | VPS |
---|---|
2003年7月 | 2022年9月 |
他のVPS業界に比べエックスサーバーのVPSは2022年9月と新米に分類します。
さきほど実績にも書かれていたどおり、掲載ではレンタルサーバーではたくさん使われていますが、VPSではまだ載せられるほどの導入実績は少ないと言えるでしょう。
この弱点は時間は経てば実績などを積まれると思われるのでそこまで心配は不要といえます。
お試しプランはない
Xserver VPSにはお試しプランというそのものがありません。
基本的に最低でも1ヶ月からの契約が必要なことから低価格もしくは無料で試すことができないので自分にとってあうのかはプランを始めないとわからないでしょう。
MinecraftのMODは導入難しい


今回挙げられる弱点の中で一番大きいと思われるのはMinecraftのMOD導入が難しくてめんどくさいところです。
MODを入れてプレイをしていることがある人ならおわかりだと思いますが、MODを入れる際、Minecraft Forge等の前提MODを用意していかなくてならないのでシングルプレイでも少し専門的な知識が必要とされるほどレベルの高いものです。
一応、エックスサーバーVPSでもMinecraftを構築することができ、さらに自分で構築することによりMODを作ることもできます。
しかし、MODの構築用のテンプレートがないので、基本的にゼロから行う必要があり、専門的なレベルから一般的には難しいです。
すでにagameやConoha GameなどはMODにも対応したデンプレがあるので、MODユーザーにとってはこの対応してない点ではやはりConoha For Game等が軍杯が上がるでしょう。
Xserver VPSのプランはどれがおすすめか?


Xserver VPSのプランは2GB、4GB、8GB、16GB、32GB、64GBの6つあります。
基本的にメモリ容量が大きいほどCPU性能と価格が上がっていきます。





この中でVPSを初めて触る方は4GBがおすすめ!
理由として、最近のゲームではメモリ容量が大きく増えるようになってきたため。
メモリが少なくなると以下のデメリットが生じます。
- サーバーがおちてゲームが快適にできない。
- 初期費用が実際的な容量を上乗せしていくので結果的に小さい方がコスパが悪い
例えばMinecraftでは、1.18に入ってから地形が大きく変動したため、容量が大きく必要になってきました。
CPU
CPUの比較では以下の通り。
2GB | 3コア |
4GB | 4コア |
8GB | 6コア |
16GB | 8コア |
32GB | 12コア |
64GB | 24コア |
2GBの3コアから64GBの24コアまでとプランが大きいほど性能差があることがわかります。



64GBの24コアは現状最強モデルといえるintel Core i9 13900Kと同じ規模の量だよ。
というように、最下位と最上位では8倍ほどのコア数の開きがあります。
EPYCではサーバー向けですがシングルスレッド性能が高く、1コアあたりの性能では大きく差があるのでやはり大きいかなと思いますね。
SSD
SSDのディスク容量は以下の通り
2GB | 50GB |
4GB | 100GB |
8GB | 100GB |
16GB | 100GB |
32GB | 100GB |
64GB | 100GB |
ディスクではCPUとはことなり2GBが50GBであることを除けば、100GBと一律とされています。
なお、ディスク容量は現在は増量するものがXserverにはありませんので、量を増やしたいとしても
価格


プランと契約期間との価格表はこのとおりである。
1ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | |
---|---|---|---|---|
2GB | \1,150 | \900 | \870 | \830 |
4GB | \2,200 | \1,800 | \1,750 | \1,700 |
8GB | \4,400 | \3,600 | \3,400 | \3,201 |
16GB | \9,750 | \7,800 | \7,500 | \7,200 |
32GB | \22,100 | \19,500 | \19,000 | \18,500 |
64GB | \44,200 | \39,000 | \38,500 | \38,000 |
基本的に36ヶ月が一番安く、1ヶ月更新が一番割高。
これは契約による手数料が上乗せしているので、基本的に長く使う考えをしているのであれば36ヶ月プランをおすすめします。
どれほど価格が違うのか?
1ヶ月と36ヶ月の比較ではこの通り。
1ヶ月 | 36ヶ月 | 1ヶ月あたりの価格差 | |
---|---|---|---|
2GB | \1,150 | \830 | ¥320 |
4GB | \2,200 | \1,700 | ¥500 |
8GB | \4,400 | \3,201 | ¥1,199 |
16GB | \9,750 | \7,200 | ¥2,550 |
32GB | \22,100 | \18,500 | ¥3,600 |
64GB | \44,200 | \38,000 | ¥6,200 |
一番安い2GBではわずか¥320ほどですが、一番高いモデルである64GBになると、なんと¥6,200も違います。
64GBだと1ヶ月に1本程度ゲームソフトを買えてしまうほど価格差がです。
それを36ヶ月分を行うとどうなるか?
1ヶ月 | 36ヶ月 | 価格差 | |
---|---|---|---|
2GB | \41,400 | \29,800 | ¥11,600 |
4GB | \79,200 | \61,200 | ¥18,000 |
8GB | \158,400 | \115,236 | ¥43,164 |
16GB | \351,000 | \259,200 | ¥91,800 |
32GB | \795,600 | \666,000 | ¥129,600 |
64GB | \1,591,200 | \1,368,000 | ¥223,200 |
このように2GBでもさえ¥11,600も違ってきます。
そして64GBになると¥223,200と大きなプランなほど長期間のオトクさが恩恵が受けられることがわかります。
- 契約更新が毎月のデメリットが減る
- 長期的に見れば短期間更新よりも圧倒的に格安
Xserver VPSと競合他社との比較
競合他社との比較として、ConoHa For GameとConoHa VPS、さくらのレンタルサーバー、agamesと比べました。
コスパ:4GB


まずは現状最低限とコスパ最強と言える4GBモデルを比較します。
- はじめてVPSを構築する方
- Minecraft(バニラ環境)ではじめてマルチサーバーもしくは5人以下のマルチプレイ
- テラリアなど2D系ゲーム全般
Xserver VPS 4GB | Conoha VPS 4GB | Conoha For Game 4GB | Agemes 4GB | さくらのVPS 4GB | |
---|---|---|---|---|---|
CPU | 4コア | 4コア | 4コア | 4コア | 4コア |
SSD | 100GB | 100GB | 100GB | 50GB | 200GB |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
SSL | |||||
価格 | \1,700 | ¥3,546 | \1,623 | ¥2,410 | \3,227 |
結果としては価格面ではConoha For Gameの勝利ですが、スペックが公表されてないことや、Conoha For Gameは名前の通りゲームに特化している面からサイトとして不向きなことから、プログラミングやブログを開設したい方はXserver VPSが一択だと思います。
コスパ:8GB


続いてはより上位プランとなる8GBのモデルです。
- Minecraft 10人以上マルチプレイ
- ARKなどの重量級ゲーム
- WordPress KUSANAGIでブログ運営
Xserver VPS 8GB | Conoha VPS 8GB | Conoha For Game 8GB | Agemes 8GB | さくらのVPS 8GB | |
---|---|---|---|---|---|
CPU | 6コア | 6コア | 6コア | 4コア | 6コア |
SSD | 100GB | 100GB | 100GB | 50GB | 200GB |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
価格 | \3,201 | ¥7,091 | \3.064 | ¥3,810 | \6,454 |
8GBでもやはりConoha For Gameが強いです。
しかし、プランを変えたとしても機能性がほぼ変わらないのでブログであれば Xserver VPSがおすすめ。
ハイエンド:64GB


最後はハイエンドとなる、64GBの比較です。
- 動画などが多い大規模サイトのブログ
- オンラインサロン等のコミュニケーション
- Minecraftにおける大都会の作成ですでに規模が大きく人数がたくさんプレイしている。
この層はコスパ性より性能重視が求められることからスペックに関して注目しておきたいところです。
Xserver VPS 64GB | Conoha VPS 64GB | Conoha For Game 64GB | |
---|---|---|---|
CPU | 24コア | 24コア | 6コア |
SSD | 100GB | 100GB | 100GB |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
価格 | \38,000 | ¥53,240 | \36.471 |
テンプレートで簡単に


エックスサーバーではMinecraftをはじめとする様々なゲームにおけるテンプレートが用意されています。
テンプレートがあるかないかだけで全然準備する手間が違ってくるので、標準搭載はかなり嬉しい点と言えます。
しかし、この画像を見て、中にはこういった声もあるでしょう。
MODとかも対応しているかな?
MODに関しては残念ながら、現状は自分で設定して用意していく必要があります。
なお、MODの構築は他の方がやり方を記載していますが、見ていく限り結構手順が多くめんどくさいです。
こういったForgeなどを最初から構築準備しているものを用意を考えているのであれば Conoha For Gameがやはりおすすめするかなと思いますね。
Xserver VPSを使用するにあたり注意点


Xserver VPSを使用するに当たり、1点だけ必ずやってはいけないこととして、エックスサーバーでは法律違反等の反社会的なものや人を騙すための商売「ねずみ講」「マルチ商法」やそれに似たもの。
あとは成人コンテンツの内、ポルノサイトや売春を助長するものはNGとされています。
ポルノサイト、またはそれに類似するもの
引用元:禁止事項について
売春を助長するようなもの
第三者の知的財産権や肖像権・プライバシーを侵害する、または侵害するおそれのあるもの
無限連鎖講(ねずみ講)、マルチ商法、またはそれらに類似するもの
日本国内の法律に違反するもの
以上のようなサイトへのリンクが含まれるもの
なお、当サービスでは、風俗店やアダルトグッズを取り扱うコンテンツ、同人系コンテンツの運用自体は、禁止事項に該当をいたしません。
しかしながら、性行為、またはそれを連想させる画像・動画を掲載している場合は、禁止事項に該当するコンテンツであるとの判断をいたします。
なお、アダルトに関して禁止されてないのですが、基本的にグレーゾーンだと思っておいたほうが良さそうです。
例えば実際の性行為の見せる動画や画像などではNGですが、エロ漫画という同人グッズはOKというなどいろいろ細かいです。
なお、禁止事項をしてしまった場合、サーバーの停止もしくは最悪の場合凍結や刑事系になる場合があります。



基本的に行動をする場合は何事も健全に行えば問題ない。
これめっちゃ重要だから覚えておこう!
Xserver VPSのまとめ
Xserver VPSはやはり最強性能と最高クラスであることは間違いなくそういえます。
また、今まで高級と言えたVPSの敷居を下げたのもXserverの影響力がかなり大きかったかもしれません。
メリット/おすすめする方 | デメリット/おすすめしない方 |
---|---|
・EPYC採用により最高クラスのサーバー性能 ・テンプレートで簡単 ・初期費用無料 ・64GBモデルで最強性能も可能 ・新米であるが評判は良く、今後伸びが良さそう | ・圧倒的な価格の安さ・MinecraftにおけるMOD構築は初心者には難しい ・Ipv6には未対応 ・アダルトは使用できない ・お試しプランはない |
■ VPSでいろいろ試すなら『Xserver VPS』がおすすめ! ■
Xserver VPS は、国内シェアNo.1の実績を誇るレンタルサーバー『エックスサーバー』が満を持して公開したVPS(仮想専用サーバー)です。
サーバーの管理者権限(root権限)が付与されるため、
アプリケーション開発や、Minecraft用サーバーの構築、
サイトやブログの制作など、いろんな用途に利用可能です!
240万以上のサイトを運営する『エックスサーバー』の運用技術が活かされていて、
3コア/2GBメモリで月額830円とコストパフォーマンスが高いサービスです!